先日の記事で、新宿の中古メインのロードショップが潰れていたことを書きました。
https://butoboso0217.livedoor.blog/archives/31205010.html
ロードブームが終わったと言われて数年が経ちます。
50年近く自転車趣味を継続してきた身からすると、今回のロードブームはMTBブームよりも長く、よく続いたなぁ、というのが本音です。
旅自転車=ランドナーやキャンピング車が売れ筋(ブームではない)だった時代だって、今回のロードブームに比べれば短かったと思います。
1ヶ月前に最近のロードトレンドを勉強すべく購入したサイスポ増刊のロードバイク&グラベルバイク・オールカタログ2026。
※右と真ん中のロード本は過去にバイシクルクラブ増刊で発売されたもの
そこに掲載されるロードは、最新モデルが中心なのでしょうが、その数の少ないこと!!
カタログとしての内容は薄っぺら……昔と今を比較するようなコラムページが面白かったのが救い。
2013年もすでにロードブームは下降線でしたが、それでも151ブランド1100台を掲載。パーツ類も掲載していましたから、カタログ本としては見応えありました。
対して2026年本では180台。2013年本の6分の1!!!!
もはやカーボンフレームは当たり前。20万以上のモデルは大半がディスクブレーキ。
チューブレスなタイヤに、クイックリリースを廃してスルーアスクル方式。
レースで戦う機材としては正常進化なのでしょうが、それが趣味レベル、健康のためにサイクリングを始める層にはむしろ扱いにくくなっているだけです。
驚くことに、アルテグラモデルで100万クラス当たり前。デュラモデルはアマレーサーや趣味人が手を出すレベルではありません。
エイ出版時代のバイシクルクラブはブームで盛り上がった時には、ここぞ!! とばかりにロードバイクに特化した増刊号をたくさん出していました。
インプレ本では、当時の日本のトップレーサーの今中大介が解説。
表紙でまたがるロードはデ・ローザ メラク。

初代のアルミフレームから、フォークと後ろ三角がカーボンに変わった2代目メラク。
当時はオールカーボンなフレームはまだ少なく、ハイエンドモデルはアルミ+カーボン、普及グレードはアルミフレームな時代でした。
フレーム価格は約36万。当時としてはかなり高額。それでも現行のハイエンドモデルの半額以下ですね。
私のロード機材の最終モデルとなったのが、このデ・ローザ メラクです。
当時は、まだカンパ信仰なサイクリストも多かった時代。もちろん私もカンパコーラスで組んでます。
当時から価格には疑問がありましたが、2年落ちの新品フレームを半額で購入し、自分で組み上げています。今のロードってフレーム売りはめっきり減りましたよね。
たぶん、完成車として売った方が値段をごまかす意味でも有効なのでしょうし、今のロードフレームは専用部品にワイヤー内蔵なので、個人で組むことは困難でもあるのでしょう。
話を戻し、最新のカタログでは掲載台数が少ないだけでなく、ブランドも激減していました。
ロードブームが日本だけだったのか、世界中で起こったのかは知りませんが、少なくとも日本ではブームが終わり、ブランド撤退や消滅は当たり前な流れ。
今中大介が関わったインターマックスも消滅。系列ブランド的に売られていたクォータも消えていたようですが、近年ブランド復活したようですね。

直線基調でホリゾンタルに近いフレームは好みです。
しかし、もうこんなロード買ったところでレースに出るわけでもないので必要なし。
長らく、サイクリング車の売れ筋は変わりながらも、それなりに趣味層に訴える車種が販売されてきました。ロードブームでラクに設ける仕組みが出来てしまったため、次なる売れ線を出せずに、業界そのものが縮む一方。
次世代の自転車趣味な若者を取り組むことが出来なかったので、オートバイ趣味以上に深刻に思えます。
一通りの自転車遊びを経験した身としては、「クロスバイク」と「ミニベロ」があれば、普通のサイクリングは困らないはず!! どちらもブームにはならずとも、たくさん見かけますよね(笑)。
新車が売れなければ、中古も売れない!!
余剰在庫なロードバイクは何処へ行く。ちなみにMTBブームが終わった頃は、あちこちに不法投棄されたMTBを見かけました。さすがにカーボンロードが不法投棄はされないでしょうが、物置の片隅に眠ることになるのかな。
私のデ・ローザ、中古ショップに持っていっても20万にもならないでしょう。もちろん、手放すつもりはないですけどね。
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