近年、自動車産業の細分化が統合によりメーカーやブランドの消滅。
クルマに対して自転車は遥かに小さな産業。
今や国内で販売される趣味の自転車パーツの大半がシマノ製品か、
台湾や中国生産の無印良品的なパーツばかりになってしまいました。
パーツブランドの選択や異メーカー混在のオリジナルな1台を仕上げる楽しさ。
それが昔の自転車趣味の大きな要素でした。
今や自転車は完成型を購入し、
軽量パーツに交換するだけのスポーツ用品に成り下がり、
趣味性としては薄れてしまったような気がしています。
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70、80年代の自転車趣味をする人たちの中には、
「シマノVSサンツアー」
そんな図式があり、雑誌でも取り上げられていました。
サンツアーが健在な頃からあった「アンチシマノ派」と言う言葉。
今でもそれに近いニュアンスの言葉を使うベテランさんは多いのです。
そして、ツーリング車乗りには、こんな流れもありました。
「サンプレVSユーレー」
ともに70、80年代に自転車好きを魅了したフランス製品です。
ライバル不在のようになった孤高ロードパーツのイタリアのカンパ。
そんなロード界からスライドしてツーリング車パーツのようになったのが、
SimplexサンプレックスとHuretユーレーです。
サンプレはSLJシリーズ、ユーレーはジュビリー。
この最上級品を付けたがるオーダーランドナー乗りたち。

しかし、サンプレプレステージやユーレースベルト、アルビーといった
普及価格で手頃な質実剛健なモデルも人気がありました。
今、この両メカに再び目を通すと、
現代部品よりも「メカらしさ」が詰まっているのは明らかです。
ブラックボックスのように素人にはバラせない電動メカ。
あのようになってしまうと、趣味の部品としての魅力は失せてしまいます。
性能重視の結果、進化してきた訳ですから仕方がないですが、
古き趣味人たちが、オールドパーツに固執するのも仕方がないでしょう。
話を戻し、サンプレックスメカ。
自分の中では金色(黄色)ネーム入りにとても憧れました。
しかし、サンプレは同形パーツの乱立で、SXなのかSLJなのか!?
それともただのLJなのかを写真だけで見分けるのが難しく、
ヤフオク等でも「モデル名不明」と書かれている事も(苦笑)。
対してユーレーは、モデルごとに明確に形状が違い分かりやすい。
ただし、1つのモデルサイクルが長かったたため、
前期、中期、後期モデルの判別に付き難い。

先日記事にあげたように、後期のザックスユーレーは、
同じジュビリーでも何故か不遇の扱いになっていたり。
でも、そんなフランス製品を愛するサイクリストはとても多かったです。


自転車の中でもメカ要素が凝縮されていたリアディレーラー。
パーツフェチな人には今でも旧メカのコレクターが多いのです。
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コメント
コメント一覧 (20)
私はユーレー派なのに、最近はサンプレに浮気しています。
ワイドキャパシティをショートケージでというと、サンプレのWテンションが有利なんですよね。
でも、ユーレーのほうが分解できて、いじるには楽しいです。
特にアルビーの機構は楽しいですね。ファンが多いのもうなづけます。
butoboso0217
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競技をメインにやって来たとは言え、ホント~サンプレ、ユーレーとはご縁は遠かったです。
ユーレーの方は数年前に大先輩からジュビリーレーシングを頂戴し、大切に飾っていますが、サンプレの方は手にした憶えさえありません~(汗)
てっ言うか~カンパに固執したためにTA,ストロングライト、CLB、ユニバーサル・・・数多あった専業メーカーの良いところを知ろうともせずに今まで来てしまったのですネ!!
今の時代もシマノ、カンパ、スラム、台湾・中華系メーカーとメカの種類自体は豊富だと思いますが、個性は没してしまい魅力を感じるモノは存在しないと思います。
ショーウインドウの中でパーツそれぞれの個性が光り輝き!ワクワク感が抑えられなった時代が懐かしですネ!!
butoboso0217
が
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僕はロードに乗っていた時間があまりにも大きいのでツーリング系は疎いのですが、縦型メカには良いなあと思います。
遅いロード選手は、カンパニョーロレコードを使えないような空気ありましたし。
国産メーカー、シュパーブプロ、サイクロン、デユラエース、シマノ600EXですね。
オリンパスOM-D EーM5 Mark3 開発4年で値段が高いとnet上で書かれていますね。Mark2 ねらい目ですね。
butoboso0217
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シマノもサンツアのスラントパンタに対抗するためにWテンションでしたね。
昔はランドナーでもロー側25T辺りまでしか使わなかったので、ユーレーでもサンプレでも好きに選べたのですが、それ以上になってしまってはシングルテンションのショートでは確かに厳しそうですね。
サンプレもSX以上は高値になってしまい、美品も少なくなって来ましたね。それでも必要とする人は今でも多そうです。
butoboso0217
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理由は手頃な価格とデルリンと呼ばれていた樹脂製の筐体にアルミの先を行く先進性、それとリアエンドを選ばない汎用性でした。
個性的な部品が選べる良き時代でしたね。
butoboso0217
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昔も今もロード系、ツーリング系は好みが分かれていましたから両方手を出す人は少なかったですよね。ましてや完覇さんはリアルレーサーの道に突き進みましたし。
あと10年早ければ、フレンチパーツもロードレースで大活躍していましたから興味を持てたかもしれません。ブレーキなんかもセンタープルを付けて♪
デュラエースも初期のブレーキはセンタープルでしたよね。
スラムは定着しましたが、FSAは短命で終わりそうな予感ですよね(苦笑)。
ロード系だけでなく、再びツーリング系パーツを作るメーカーが出てくると思うのですが、みな台湾OEMのような製品ばかりではつまらないのです!!
butoboso0217
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国産は横型、外国産は縦型ってハッキリ分かれていましたよね。
たまに邪道な国産縦型、外国製横型は何故か人気が今ひとつでしたし(苦笑)。
学生時代はカンパだけでなくユーレーもサンプレも高嶺の花すぎました…。結局ロードもランドナーもサンツアーを好んで使ってましたよ。シュパーブとデュラエースの良いとこ取りで愛車を組むのが自分にとってはベストでした♪
オリンパス製品は初値はいつも高いです。半年もすれば価格は下がって来るはずです。
E-M1マーク2が高くなりましたから、E-M5はE-M10との差別化で今回の値段に落ち着いたのでしょう。カタログ一式が昨日届きましたが、まだ見てないのです(汗)。
butoboso0217
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プレステージ、隠れた名品ですね♪
サンツアーでいったら下位グレードのVシリーズ相当ですが、プレステージは上位に通ずるデザインでデルリン本体も安っぽさがありません。
長く使っていると劣化で白くなる!! なんて聞いてましたが、我が家のプレステージは置物状態ですから劣化は起きてません。
デルリンのWレバーも有名ですが、こちらは劣化で折れちゃうみたいですね(汗)。
butoboso0217
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学生時代に、ユーレードッパーを使い不思議な魅力にひかれました
サンプレのWテンションがいいんだよ~と高村さんは言ってましたが どちらかと言うとユーレー派です
とにかく、今でも縦型メカが好きです ヌーボレコードなんかは見とれてしまいます
自転車も登山も、本当にいい時代に楽しんでたなぁ~と今になり改めて思います
先日の利根川サイクリング butobosoさんから譲ってもらったサイクロンM-2
もう35年前のRメカなのに あんなに素早い変速性能!
やはり、自分は あの時のサンツアーとカンパが好きです
アンチシマノは、やめられませんヽ(^。^)ノ
butoboso0217
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サイクロンマーク2は仕上げにちょっと不満はありましたが名品です!!
実は旧サイクロンよりもマーク2の方が好きだったりします。軽量160gにショートケージながらキャパシティも大きいので性能的にも旧サイクロンを超えていたと思います♪
ユーレーは各メカの個性がありましたね。他メーカーは基本的に上位モデルをグレードダウンしたような造りでしたが、ユーレーはそれが無かったですから。
ドッパー、ヤフオク見てると、エコードッパーをドッパーとして売られている方が多いです。これはある意味詐欺かと(苦笑)。
butoboso0217
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butoboso0217
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サンプレは基本形状はみな同じでしたから近づいて良く見ても正確なグレードが分からなかったりしましたよね。黄色のプレートはみなSLJだと思いこんでました(苦笑)。
ユーレーの初期型ってまさか甲冑なしですか!! ユーレーも新旧でのバリエーションが多すぎて見分け難かったりします。
その点、ジュビリーは基本形は変わらず、少しずつ弱い部分を改良して完成度を高めて来ましたよね♪ 初期ジュビリーの130g台は現代の軽量RDより20g近く軽くて驚異的ですよね。
80年代のカタログ見てると、高いと思っていたジュビリーが1.3万、カンパヌーボレコード1.8万、スーパーレコード2万。やっぱりカンパは桁外れな高額さでしたね!!
私は0.5万のシュパーブやサイクロンが精一杯でしたよ(汗)。
butoboso0217
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butoboso0217
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お久しぶりです。
私が自転車を始めた頃はまだCycloなんてたけのこバネのプルプル式の変速機をフレームにステーを直付けして取り付け、変速するときは足の力を抜かないと変速しない、上り坂で失敗すると金輪際変速しない代物できっちり変速させるのがベテランと言われていた頃、Samplexの緩慢な動きだが少々踏み込んでいても変速してくれるのに満足して使ってました。もちろん、失敗すると金輪際変速しませんが。
ダブルレバーを多めに引いて変速後戻す、あの感覚を思い出したいのですが今は身体が言うことを聞きません。もう少しの辛抱ですよと医者は言うのですがいつになることやら。
butoboso0217
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この頃の部品は
後機に限らず
凝った作りと意匠に
うならされたものです。
使い込んで年季が入っても
それも味。
流石にプーリーは消耗品ですが
40年近く前に中古で買った
初めてのカンパレコード後機
まだ使っています。
自転車業界の売上アップに貢献していません(苦笑)
butoboso0217
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おはようございます。
アルビーの甲冑なしは少数販売だったようですから、実物は1回しか見た事がありません。しかもオーナーの方から、アルビーだと言われるまで別モデルだと思ってました(苦笑)。
アルビー、ヤフオクで見かけますが未使用品や美品のモノは高額になっていますよね。
ジュビリーに関してはFDが高値になっていてびっくりしますよ。
観賞用は基本、美品や新品が良いですが、思い入れのある品はボロボロでも手放せないモノってありますよね!! ウチの場合は、シュパーブFDがそうです。ボロボロだとネジ周りも壊れていますが大事に残してありますよ。
butoboso0217
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やはり ライバルがいるというのは いいことですね。
切磋琢磨して よいものができてくる。
一人勝ち状態では いつのまにか足元をすくわれるかもね~
ユーレーもサンプレもなくなって久しいです。
サンプレは 輪行時にお行儀が良くて 助かりました。ユーレーは ほんとに幽霊みたいにだら~んとしてしまうけどね。 どちらも さすがヨーロッパ人の頭脳からできたものだと おもいます。 二重らせんのバネとか メカ好きにはたまらないです。昔の 日本のメーカーのは 実直さがでてますね~
模倣から オリジナルに変わって どんどん進化するっていうのは 日本の産業の特徴かもしれませんが 高みにのぼって 頂点を極めて・・・
さらに 高みを目指すには やはり 日本独自の哲学が必要なのでしょう。迷走期に入ってからは 出口を指し示す人がいないのじゃないかなと 思います。
butoboso0217
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おはようございます。
実はこの記事を書きながらpekesukeさんの事を気にしていました。体調よろしくないようですね。今は我慢の時でしょう。お大事になさってくださいね。
趣味の話し、特に自転車や鉄道の事は、先輩方の話しがとても勉強になりますし、それを体験されてきた事がとても羨ましく思っています。たけのこバネのメカ時代、3段や4段のフリー時代、機材に頼る事無く乗り手の技量が物言う時代だった事でしょうね!!
pekesukeさんのハイテンアルプスに付いていたサンプレメカなどを見ていると、使い込んで来たその歴史観まで感じ取れましたよ!!
butoboso0217
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プーリーに関しては、カンパはNGでしたよね。使い込まなくとも劣化で割れちゃうし(汗)。
でも、この時代のメカは使い込まれてこそ輝く品が多かったですよね♪
メーカー毎にオリジナリティを感じるデザイン構造で、性能一辺倒でみなが似通う今の時代に無い楽しさがあったのは間違いないです!!
ヤフオクを深く見るようになってからは、明らかに閉店ショップや外国ショップから買い漁ったような品も多々見られますが、70、80年代の未使用品が今でも手に入る事の凄さに驚いていますよ。
今の自転車業界になんか貢献する必要全くありません。古物屋さんにだけ頑張ってもらいましょう〜♪
butoboso0217
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出る杭は打たれる!! 今のシマノは打たれる必要性大ですよね(苦笑)。
やはりライバルメーカーは必要です。今のトヨタがつまらない品ばかり出すのと、シマノの流れは同じ匂いがするのです。
輪行多用する人には、Wテンションは有り難い構造ですよね。
RDの構造を見ていると、各国のカラーも見えて来ますよね。確かに国産メカは実直な優等生ばかりで、面白味は薄かったですね。対してイタリアカンパは純粋にレース機材として進化し、フレンチパーツは性能よりも構造・デザインに凝っていたと思います。
ツーリング車乗りがフレンチパーツに魅入られたのも必然な流れでしたよね♪
butoboso0217
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