旅からす本館 日本をもっと楽しもう!!

butobosoと申します。 ヤフーブログ停止に伴い移行しました。自転車趣味を中心にライフスタイル全般ならびに旅日記をお届けします♪

自転車、鉄道、オートバイの手段で日本中を旅して30年以上。本土のみならず、北は礼文島から南は波照間島まで様々な土地を旅してきました。 分割ながら、自転車による日本一周を30代で終えました。 旅人宿であるユースホステルには300泊以上宿泊しました。 自費出版で「旅からす」なる旅の本も不定期に発行しています。 子育て真っ最中なので、中々旅には出られなくなりましたが、身近で小さな旅を楽しみながら、家庭崩壊にならない程度に多彩な趣味を楽しんでいます♪

GWの5月3・4日に車中2泊で奥秩父の山村を中心に走ってきました。
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80数キロの道程にはコンビニや個人商店はおろか、自販機すら無いような場所ばかり(笑)。

でも、ローカル線の風情ある駅舎や秘境のような奥深い地域にある集落、20年前に廃鉱・廃村となった土地を巡りながら、平均時速10km程度で走るサイクリングは、日常の生活では味わえないような濃厚な時間が味わえました。
最近は距離や速さばかりを気にするサイクリストが多いですが、自転車の楽しみ方は千差万別。時にはこんな非日常を味わう、スローな走りを味わってみては如何でしょうか?

道の駅両神薬師の湯にクルマをデポして、県道37号で三峰口を目指します。途中に雰囲気の良い所では、停まって撮影タイム。中々先に進めませんが、そんなゆっくりズムが私と同行の8氏には似合っています。
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寄り道した集落には秩父鉄道のローカルな雰囲気の駅舎を見かけて再び撮影タイム。この駅は無人でなく有人駅であるのも、人の温もりを感じて好感が持てます。
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面白味のない国道を離れ、急斜面に貼り付くように民家が建ち並ぶ栃本集落を訪れます。正確にはこの道も国道140号なのですが、雁坂トンネルの完成に伴い新道が完成したため、この集落道は名ばかりの旧国道となりました。クルマの往来はほとんどないため、のんびりお喋りしながら8氏と走ります。
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関東に残る基調なダート道の中津川林道は、オフロードバイクに乗ったツーリスト達で賑わっていました。
その中津川林道を走り、金山志賀坂林道に入ります。道は細く、素彫りのトンネルもありますが、全て舗装されています。程なく、昭和の香りがプンプン漂う鉱山集落跡に着きました。現在も一部は稼動しているようですが、鉱山アパートは全て廃墟化していて、独特の雰囲気が漂っていました。これ目当ての廃墟マニアの方が次々と現れる状況でした。
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廃村をみながらランチタイムです。気温は高めながらも湿気が低いの、ポカポカが気持ち良い♪
時間に余裕があれば昼寝したいところですね。
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昼食後は、睡魔に襲われながら、ヨタヨタと道を登り続けます。多少勾配のキツい区間もあるものの、八丁峠(トンネル)には余力を残して到着しました。
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トンネル内は照明も無く真っ暗です。ただし、真っすぐに延びるトンネルなので出口がぽっかり見えてます!!
トンネルを抜けると、志賀坂トンネルに向けて、クネクネ九十九折れを一気に下ります。
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下りは良いけど、登るのは嫌な道ですね(苦笑)。
志賀坂峠からもさらに国道299号を下り続けて、クルマのデポ地に戻りました。すぐに温泉に入り、近くの食堂でモツ煮込み定食を食べながら生ビールで乾杯!!
今夜も車中泊ですが、とっても贅沢気分に浸れる締めくくりとなりました♪
●コース
道の駅両神温泉薬師の湯→三峰口→秩父湖→栃本集落→八丁峠→志賀坂峠→道の駅両神温泉薬師の湯
走行距離85.2km(サイクルコンピューターによる計測)獲得標高1733m

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