デ・ローザとビアンキ、共にイタリアを代表する老舗メーカーです。
昔を知るサイクリストにはコルナゴやチネリと共に
憧れを抱いたブランドでしょう。

しかし、現在は大半のモデルが台湾生産となり、
少し悲しい気持ちがあるのも本音です。
そんな私が2007年に購入したのが定価が92万のデ・ローザメラクのカンパコーラスモデルと実売4万円のビアンキミニベロ7です(共に割引があるので定価では購入していませんが)。
実に対極的なモデルですが価格差の凄い事!
20年ぶりの競技復帰のためのデ・ローザ、そして近所の買い物、仕事の足としてのビアンキ。それぞれ目的を定めて購入したのですが、現在までの走行距離はビアンキ2万3000キロに対してデ・ローザは4000キロ弱。

信号の多い都市部に住んでいるのでロードで流しても楽しくないし、今さら派手派手なスタイルに武装してロードに乗るのも面倒くさい…結果、デ・ローザの出番は非常に少ないのです。
何より競技復活を目指していましたが、幼児2人を抱える身としては自由な時間が少なくて諸事情ににより復帰断念…。
イタリア魂満載のデ・ローザは素晴らしい出来ですが、台湾ビアンキのコストパフォーマンスは凄い!
昔ながらのミニベロスタイルでフレームは今時オールハイテン!!
パーツも安物だらけですが、実によく走ります。登りのダンシングでもよれないし、平地でも速度は40キロ以上出せますし、50km程度のポタリングも楽々こなす。
なんといっても盗難にあってもダメージが少ない4万の価格。いつでも気軽に乗れるというのは実に気軽で有難いものです。
30年以上自転車に乗り続けてきて、自転車は価格=満足度ではないことを認識いたしました。
※どちらも、ホリゾンタルを選んだ所は、私の現代車に対する抵抗への意思 表示です♪
コメント