労働者で満室御礼の宿「吉里会館」で1泊後、
翌日も宿で借りたオンボロレンタサイクルで島を巡ります。
北大東島の人たちが南は都会ぶっとる!!
その言葉の通り、南大東島には名所や名店が揃っているのです!!
それに夜になるとこぢんまりながらも歓楽街がありまして、
空港到着時に出会った若いお姉さんがたはこちらの従業員だった訳です♪

島一番の見所となる鍾乳洞の星野洞です。見学は役場で鍵を借りて入るセルフサービスと聞いていましたが、今は管理人が居るとの事で直接訪問します。

入口には赤ちゃんを抱いた管理人さんが一人居て、
入場料300円払って中に入ります。一週間ぶりのお客だそうです(笑)。
中に入ると電源ボタンを自分で押します。
こんな所は今でもセルフサービスでした♪
おおっ、何とも立派な鍾乳石!! 珊瑚の隆起で出来た島なので、洞窟はたくさんあるそうですが見学出来るのはここだけだそうです。期待以上の素晴らしさに感動です!! でも、鍾乳洞=涼しいといった図式は当てはまらず恐ろしいほどの湿気建でした(大汗)。
最近はこういた案内にはハングルや中国語をよく見かけますが、
ここではおじゃりやれ!!
もちろん、こちらの方言です。大東島らしくほのぼのしてますね♪

北同様、島の海岸線はこんな感じ。港は簡単には作れない地形なのです。

南北大東島で唯一海水浴が楽しめる海軍棒です。
海岸の岩を浅くくり抜いて天然のプールを作ったそうです。
この日は、波が荒くて入るどころではありませんでした…。

沖縄の離島といったらサトウキビを精製する製糖工場が目立ちますね。
この南大東島でも元気に稼動していました♪
島の味の名所、大東そばと島寿司がいただけるお店です。
沖縄そばの大東島版なのですが、自家製麺に、水から拘ったそばは、
沖縄一うまい!! と私は断言します。
那覇市内にある支店でも食べましたが、
やっぱり島で食べた味には程遠かったです。
島寿司は八丈島や小笠原と同じく、寿司だねを醤油ダレに漬けたものが乗せられ、ワサビではなく練りがらしを使って食べる郷土料理です。
大東島は八丈島からの移民者が大半だったということで、沖縄文化よりも伊豆七島・八丈島の文化が色濃くなっているのが特徴なのです。他の沖縄離島の感覚で行ったら驚くと思いますよ。
週1便程度で南北大東島を巡るだいとう丸です。
一人旅で時間に束縛のない人は是非とも船を利用してみましょう。
空中カゴで島に上陸できますよ♪
前編はこちらからどうぞ♪
〈1999年1月訪島〉
●南大東島の案内サイト←便利な時代になりました。昔はこんな情報が何も無く…。
なお、この旅の詳しい模様は、旅からすVol.2に掲載しております。
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