ちょっと話題としては古いのですがご容赦ください(汗)。
デュラエースが9000番台になって斬新な4アームに一新しましたが、形は兎も角、私が注目したのは、これまでノーマルのPCD130とコンパクトのPCD110の2通りだったものを、110にまとめた上でギヤ板の選択肢を増やしてきた事です。
カンパも負け時と新製品を揃えてきましたね。新型デュラと同じく、PCD110クランク、いわゆるコンパクトクランクに用意された52×36Tのチェンリング。これ、良い組合わせだと私は思います♪

ちょっとお値段が凄いですが…。
カンパの定価は実売価格とは異なりますから許しましょう(苦笑)。
これまでコンパクトクランクといえば50×34T、ノーマルクランク(PCD130もしくは135)は53×39Tというのがメーカーからの押し売り的な組合せでした。
ビキナーや山岳コース主体なら50×34でも良いのでしょうが、平地主体の走り方や、競技ベースでの使い方だと軽すぎます。ゴール前のスプリント勝負にもならない。それにアウターのギヤ板が小さいと、私のようなマニアな親父にとってはロードとしての美的センスも失われるのです(苦笑)。
メーカーもノーマルとコンパクトの両製造はコストの無駄と考えたのか、シマノもカンパも今後はコンパクトクランクに統一して、チェンリングの組合せを幅広く揃える戦略に代えてきそうですね。これは良い流れだと思います。
剛性うんぬんなんて騒ぐ人もいそうですが、現代の製造技術なら問題もないでしょう。ましてや私のように普段からPCD74(5ピン式)を愛用するものなら、なおさら問題なし(笑)。

ランドナー復活計画用に用意した2種のクランクと変速機。
クラシカルを取るか、性能・剛性を取るか!?
今後は、プロアマ問わずPCD110が主流になり、コンパクトクランクがノーマル扱いになる事でしょう。車重10kg前後、PCD144(今でも競輪の主流はコレ!!)の52×42Tの重いギヤでどんな峠でも走っていた時代の事はますます昔話になりそうですね。
私が貯め込んでしまったロードやツーリング車のチェーンホイールです。
自転車の顔とも言える部分ですから性能だけを求めず、
デザイン形状で選ぶのも良いと思いますよ♪
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