趣味の延長から、仕事でもカメラを使うようになったものの、
メーカーが謳い文句とするプロ用一眼レフは使っておらず、
知人のお下がりとはいえ、22歳で手に入れたのが、このNewF-1です。
今のデジタル時代になっても、プロ用モデルは耐久性を最重要視するあまりボディサイズや重さはヘビー級。700g以下のボディに慣れた私には戸惑いも最初はありましたが、徐々に慣れていきました。とはいえ、写真のようにモードラ付きだと、この大きさ!!
でも、何だかプロの仲間入りが出来たようで、うれしく感じたものです♪

新旧キヤノンプロ機のツーショット。後は今でも生産が続けられるキヤノン唯一のフィルムカメラのEOS-1V。今のデジタル時代に両機とも出番はなくなりましたが、ポジフィルムオンリーでの使用ながら、長く活躍してくれました♪

角の部分は擦り減って地金が見えています。
報道系での使用はなかったので、凹みなどはありません(苦笑)。

清いほどシンプルなシャッター周り。
このカメラは基本的にマニュアル露出撮影のみですが、AEファインダーを装着で絞り優先AEが、モータードライブ装着でシャッター速度優先AEが出来るようになり、両優先AEが使える画期的なカメラだったのです。今じゃ、どんな一眼レフカメラでも当たり前ですけどね(汗)。

ファインダーが交換出来るのも、当時のプロ機ではお約束的でしたね。

モードラ付きで1.5kgを超えるヘビー級カメラですが、
大口径レンズを取付けた時のバランスは大変素晴らしいものです♪
この大きさのモードラで秒間4.5コマというのも、
今の時代の高性能小型モーターと比べてしまうと……。

●キヤノンNewF-1
販売日1981年9月 定価160,000円 重量805g
※前回紹介した、コンタックスTVSより安い~!!
★当時はニコンF3と真っ向勝負をしてきたプロ機ですが、86年に販売されたT90により、キヤノンのデザインは流線的なスタイルへと流れを変えます。ニコンがF4で旧来のコンセプトを引き継いだのとは対照的でした。他メーカーがプロ機のラインナップを止めてしまった現在でも、ニコンとキヤノンは良きライバルとしてプロ機を進化させ続けていますね♪
ちなみに仕事機材はキヤノンメインユーザーの私ですが、一時期スポンサーの関係でニコンF4とF5を使っていました。F5は素晴らしいカメラと今でも思っています。
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