旅からす本館 日本をもっと楽しもう!!

butobosoと申します。 ヤフーブログ停止に伴い移行しました。自転車趣味を中心にライフスタイル全般ならびに旅日記をお届けします♪

自転車、鉄道、オートバイの手段で日本中を旅して30年以上。本土のみならず、北は礼文島から南は波照間島まで様々な土地を旅してきました。 分割ながら、自転車による日本一周を30代で終えました。 旅人宿であるユースホステルには300泊以上宿泊しました。 自費出版で「旅からす」なる旅の本も不定期に発行しています。 子育て真っ最中なので、中々旅には出られなくなりましたが、身近で小さな旅を楽しみながら、家庭崩壊にならない程度に多彩な趣味を楽しんでいます♪

上州地方の群馬県側と長野県を結ぶ道は、峠の宝庫密集地帯です。
古くから、山岳・林道サイクリング愛好家から親しまれてきた峠路も、
今は舗装され整備状況もよくなり、ロードバイクも多く入っている状況。
そういう人達を否定するつもりは全くありませんが、
峠近隣に住む方たちからは、派手なウェアやサングラス、キノコのような
ヘルメット姿は異世界からやってきた者と捉えられているかもしれません。

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さて、そんな半分冗談のような事は抜きにして本題に入りましょう。
余地峠、この名に思いを寄せる人は、古くからニューサイクリング誌に影響を受けていたサイクリストではないでしょうか!? 
 
もちろん私もその一人。ただし残念ながら、最近はニューサイクリングでも、こういう峠路を訪れる記事はあまり見かけません。
子育てから解放されつつある、幼馴染みであり、ずっと自転車仲間でもあってT氏と今回は、その余地峠を目指す事にしました。
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下仁田の道の駅にクルマをデポして出発です。
テツ好きでもある私のリクエストにT氏も快く受け入れてくれ、上信電鉄の終着駅の下仁田駅へ。ここの昭和の古い香りが漂う駅舎が私は大好きなのです。当初計画では信州佐久方面まで延びる計画も戦渦で断念。この中途半端とも思える下仁田を終着としたのです。とはいえ、この下仁田駅周辺の街の雰囲気もとても良く、列車に揺られて街を散策するのも楽しいモノです。

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ひたすら県道を走るのは楽しくないので、旧道や沿道に入り込み、
ゆっくりお喋りしながら進みます。
すれ違う畑作業のお婆さんに挨拶して、たわいもない会話を楽しみます。
昔ながらの地味なサイクリングの服装は、
地元の方に打ち解けやすい利点もあるのです♪

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古い石仏がたくさんあるのも、この西上州の良い所でもあります。

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県道から、余地峠への林道に入ると道はご覧のように荒れた急勾配に。
こんな所は無理して乗らずに押して歩くのも、
山サイの楽しみのひとつです。
※何故か首から下げていたカメラの設定がモノクロモードになっていました。特別な意図はありません(汗)。

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哀れなモグラさん発見!!  何故こんなガレ場に出てきてしまったのか!?

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少し霞んでいますが、翌日走る予定の荒船山周辺が見えてきました。

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かつてはクルマの往来が可能だった林道ですが、
すでに廃道化が進んでいて、道筋が分からなくなる事も。
ところが、こんな所に昔の要所だった証の馬頭観音
ひっそり佇んでいました。

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紅葉真っ盛りの路を抜け、峠に近付き標高が増して来ると、木々は落葉。
ガサゴソ、葉を踏みしてめ歩くのもまた風情があって良いものです。

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余地峠に到着しました。
ここにも古い観音様が数体、今でも路ゆく人を見守ってくれています。

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手作り感のある、名板も良い雰囲気ですね。

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峠で少し遅めのランチです。T氏はパスタを茹ではじめました♪

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さぁ、お腹も心も温まり、海瀬の街に向けて林道の下りに挑みます。

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今夜の宿でお疲れさん会です。楽しい一日に乾杯~♪

(2008年10月走行)

●ルートはこちらとなります●

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=50aa2fde3a7b98975e7992af3b94ef89


※5年前の走りですから、現在の道事情を正確にアドバイスできませんが、この時点で群馬県側の峠へのアプローチはかなり廃道化が進んでいました。2万5千図でも曖昧な場所が数カ所あるため熊の遭遇率も考えると単独での走りはおススメできません。長野県側は問題無く峠まで林道が繋がっています。

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