
廃止騒動から数年経つも、とりあえず今でも定期運行されている
日本で唯一となってしまった観光色のないブルートレインあけぼのに乗って
東北地方を走る秋田内陸縦貫鉄道(以下内陸線に略)に乗ってきました。

上野発の夜行列車~、おりた時から~♪
有名な津軽海峡冬景色の歌ですが、今コレが当てはまる列車は、
寝台特急あけぼのだけになってしまいました(悲)。

あけぼの上階B個室はカプセルホテルのような狭さですが、
とても贅沢な空間なのです。
流れゆく夜景を眺めながら、飲むアルコールの味は最高!!

鷹ノ巣駅に到着です。
優等列車であるはずのブルトレに内陸線は
接続ダイヤが設定されておらず、何と2時間30分待ち(汗)。

待ち時間を不満に思わず、街を散策しましょう♪
落ち葉の綺麗な公園でSLが余生を過ごしていました。

朝ご飯を食べるお店を発見しました。しかし、お金は入りません…。
先程のSL同様、ここで余生を過ごしているようです(苦笑)。

内陸線の駅舎は、JRと分けられていました。立派な建物です。
こんなにいっぱい自動販売機は要らないと思うのですが(汗)。

駅舎内はこんな感じ。うまくコンパクトにまとめられていますね。
オリジナルグッズの取り揃えは今ひとつでした。

角館行きの普通列車に乗り込みます。
2両のうち、後方車両は団体客専用でした。
バスツアーのお客が紅葉目当てに阿仁合駅までの部分乗車です。

一般客の車両も、かなりの乗車率です。
みなさん、紅葉と温泉が目当てのようです。
テツな方の姿がないのは意外でした。

沿線一丸となって廃止反対運動に取り組んでいます。
列車に向かってみなさん手を振ってくれるのが良いですねぇ♪

こんな看板も。鉄道を大事に思う住民達の運動。泣けてきますねぇ…。

肝心の紅葉は今ひとつでした…。
でも、車窓からは渓谷を渡る箇所が多く、景色の良い場所では、
スピードを落として名所案内をしてくれるサービスの良さでした。

阿仁合駅で急行とのすれ違い。
この駅で団体客が降りて、ガラガラに……なりませんでした。
入れ替わりに別の団体さんが乗ってきて再び賑やかに。
車内販売や駅ホームでの土産物の立ち売り。
職員達の一生懸命さが伝わって来て、高感度◎なのです!!

秋田新幹線と共用駅の終着角館駅に到着。約2時間半の内陸線の旅でした♪
☆
鉄道ファンのみなさ~ん、沿線で写真を撮るだけでは、
赤字ローカル線は救われません。
乗車して、列車旅を楽しむのがベストです!!
どうしても、それが無理でクルマ利用なら、
グッズ販売等に協力してあげましょう~♪
(2011年10月30日訪線)
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