ブログやSNS等ではロードバイクによる転倒や事故等の
報告が多く載せられていて、
先日の馴染みショップでの出来事を思い出してしまいました。

店に入るなり、店長は誰かと長時間電話。
何事かと店長の奥様に尋ねると自転車の事故車両の事で
保険屋さんとのやりとりの最中だとか。
クルマと接触し、ガードレール側に倒れて本人は入院。修理に持ち込まれた自転車を見せてもらうと老舗B社のカーボンロード。一見ダメージは小さそうですが、シートステーにクラック。Fフォークも少し歪んでます。
電話を終えた店長は、保険屋は素人なので、
簡単な修理で済むと目視確認して帰ったが、
プロの目から見て、この自転車は廃車との事。

昔のクロモリロード時代は、クラックや歪みを直せたが、
今のロードは部品を含め精密機械。大きなダメージを負ったら、
廃車が常識になったとの事。
無理に修理して、再びトラブルを起こせばショップだけでなく、
メーカーも賠償問題が発生するので下手な事は出来ないと嘆いていました。
プロと同じ部品をお金さえ出せば簡単に手に入る自転車趣味ですが、プロは同じロードに2年乗る事はまず無いでしょう。しかし、趣味のサイクリストは長年、しかも事故リスクの高い一般道を走るのに、耐久性や強度を無視してまでそれを使う事に意味があるのか考えさせられてしまいます。

90年代のカーボンフレームは、細身(パイプ径及び肉厚を薄くしたもの)の
アルミパイプにカーボンラッピングされたモノをカーボンフレームと呼んでいました。
だから重量が2kg以上(汗)
雑誌では、安易に高価なロードや部品のインプレ記事ばかり載せる風潮になっていますが、それらの機材のデメリットの面も正確に読者に伝えるべきだと思うのですけどね…。
☆
数十万のフレーム、同じく高額なホイール、
一瞬の気の弛みで失われてしまうのは悲しいですよね。
※この日記は過去に別のSNSで書いたモノを流用・一部文面を変えたものになります。
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