最近のアウトドア的な趣味のブームは、登山、ランニング、そして自転車。
どれも中高年ばかりが目立ち、若い子が少ないですよね。
自分もその年齢に当てはまる訳ですが、何だか寂しい気が私はするんです。

高校生の頃の私です(左側)。バイトで貯め込んだお金で、
紀伊半島一周、淡路島・京都・琵琶湖と巡りました♪
登山やランニング趣味は昔から年齢問わず、うまく融合していましたが、
自転車は若者が中心の趣味でした。特に学生たち。
今は、学生の休み期間であっても、旅先で学生サイクリストに出会う事は
とても少ないです。たまに出会っても大学のクラブランですね。

今夏、青森駅で出会った某大学サイクリング部。若い子はやっぱり元気でいいね♪
ツーリストが少ないばかりでなく、自転車競技も同じ。
流行りのヒルクライムイベントは40、50代のエントリーが一番多いです。
昔と今を比べては行けないのですが。
私が競技やツーリングを盛んに行っていた頃は、
10代、20代ばかり。ベテラン層の中高年は一握りの存在でした。

前文が長くなりましたが、知人の息子さんがアニメ「弱虫ペダル」に
影響を受けて峠(ヒルクライム)に興味を持ったそうです。
先日は親子サイクリングで筑波・不動峠を含む山岳路を走ったそうです。
きっかけは兎も角、若い子がサイクリング車に
興味をもってくれるのはうれしいですね♪
しかも、自転車ウェアを着飾る訳でなく、普段着の延長スタイル。
今のベテランサイクリストのみなさんは学生時代そんな服装でしたよね。
私も、もちろん学校の体育ジャージの上下でした(笑)。

サイクル野郎やサイクルスポーツで自転車趣味の面白さを知り、
その中から自分の力量や純粋に速さを求める人はロードレーサーに股がり、
旅の虜になった人は、荷物満載のツーリング車で旅に出る。

ところが、今の商業的に操作された自転車ブームでは、
学生に自転車を始めようとさせる魅力は薄いですよね…。
高額な機材を買えば買うほど速くなれると言った幻想の世界。
私ら学生の頃は、いかに走り込んで力を付けるかといった考えでした。
今の自転車雑誌、どう見ても学生さんの入り込む余地はありません。
高額機材のインプレばかりですから(汗)。

そんな中で、知人の息子さんのように、
自転車に興味を持たせるきっかけとなる
弱虫ペダル=アニメの放送は素直に褒めてあげましょう♪
私らだって、サイクル野郎で自転車にハマり、750ライダーや
バリバリ伝説でオートバイにハマった人は多いはずです(苦笑)。
漫画やアニメの影響力は子供にとって大きいですからね♪
☆
若者たちが、私ら老体を公道で走り抜いて行く
元気な姿を見せつけてほしいです!!
いろんなサイクリストの日記が見れますよ。
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