最近のサイクリング車はスポーツに特化するあまり、
耐久性に難がある製品が多すぎると思うのは私だけでしょうか!?
今年の5月の出来事ですが、ファストランや輪行サイクリングに
使っていたミニベロのアルミフレームが割れました。

この時は、2日間で500km弱を走り切りました。
富士オリンピックランドナーを思わせる、紫色がお気に入りだったのですが(悲)。
私の乗り方が特殊な事は認めますが、これまで乗って来たクロモリフレームでは経験した事がありません。20年、30年乗り続けているクロモリ車は部品が壊れる事はあってもフレームが壊れる事は一度もありませんでした。

簡易サスペンションの付け根の亀裂。
そして、シートチューブにも複数の亀裂を見つけました(悲)。
2007年に購入、既に6年経過したとはいえ、総走行距離は1万km未満です。気になりネットで検索すると同様のクラック事件が数件ヒットしました。これってリコールものでは? とも思ってしまうのでした。

そしてフレームをクロモリに交換して出直しです。今夏は東北一周ツーリングのお伴でした♪
部品は全く問題ないのでフレーム交換となりますが、アルミ素材のモデルはこりごりです。多少重量増になっても安心して乗れる、同型のクロモリフレームにメーカーとショップのご好意により交換して貰える事になりました。
30年の付き合いのあるショップの店主には感謝ですね。高額品売りつける、最近のサイクリング車専門店とは違いますね♪

こちらハイテンフレームは何の問題もありません♪ 重いですけどね(汗)。
ちなみに同時期に購入した、ビアンキミニベロ(ハイテンフレーム)は2万kmを超えても何も問題はありませんし、BS製実用車のアルミフレームも10年乗っても壊れません。アルミ素材の問題ではなく、軽量化のための薄型のアルミパイプに問題があるのでしょう。
同じミニベロでも、4万円のビアンキ、20万円のKHS。
同じ人間が乗っているのに、こうも耐久性が違うのは悲しくなりますね。
実は近年のサイクリング車は、高額品=軽量=耐久性が低いといった図式があると私は思っています。特にロード用の部品やフレームに関しては尚更です。当然ながら、プロ選手や競技指向のサイクリストが使う分には当然でしょう。1分1秒を機材で削れるなら、安い物です。ところが、これをサイクリングや、ちょっとしたイベントに参加する程度の用途に使いたがる人たちが今は多いですね。こうなると、当然壊れます(汗)。
完組ホイールと、36Hの手組ホイール。どちらもハブはカンパです(笑)。
どちらが耐久性が高く、クッション性に優れているか分かりますよね?
そして、手組は、完組の半額以下です♪
ロード練なら手組ホイールがおススメですよ。脚力向上にも繋がります♪
一般道の凸凹道を走り続けるようには作られていませんからね。フレームは兎も角、ホイールは危険です。スポーク本数が少ない完組ホイールは、スポーク1本折れたら走行不能なんて当たり前。中にはハブやシャフトが折れたなんてブログで記している人が多いです。当たり前ですよね、練習やサイクリング用途でなく、本番レースでで使うような機材ですから…。
チェーンが切れる事例、Rデレの付いているエンドの折れ。軽量プーリーに交換する人にはプーリー割れも多いです。これ、全て無理な軽量化のせいなのです。耐久性を重視するよりも軽量化重視のような部品を一般サイクリストが付けたがるには、リスクがありますよね。

ツーリング用途なら耐久性が一番なのは当たり前です。もちろん手組ホイールが理想です♪ この場合、デュラエースハブに、マビックオープンプロCDリムで組み上げて48000円。コスパ高いですよぉ。
軽量化と耐久性のバランスは難しいです。大パワーエンジンのクルマは、それなりに重量があります。ライトウェイトスポーツのクルマはエンジンパワーはそれほど大きくない。エンジンが人間である自転車は、それぞれに差異はありますが、プロが一線級で使う部品を、そのまま市販車に取り付ける行為は危険な事を頭に入れておいた方がいいでしょう。
何故、今の雑誌やショップでは、そういう事を教えたり記事にしないのでしょうか? やっぱり儲けたい一辺倒なのでしょうね(怒)。
いろんなサイクリストの日記が見れますよ。
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