先日いつものポタリングコースを走っていた所、
前方にランドナーが走っている事に気が付きました。

キャラダイスのサドルバックが今風ですが、
サイクルキャップの上にカスクを被り、とてもクラシカル。
信号待ちで声掛けしようと思っていましたが途中で曲がってしまいました。
その時に見えたのですが、Rメカはユーレーズベルト。
他のパーツもビンテージの塊のようでした。
オーナーの雰囲気から、昔から大事に乗っているランドナーのようです。

少数派になりつつありますが、昭和の自転車ブームを支えた
サイクルツーリストがまだ元気に走られている姿を見ると安心するのです♪

そして、私も同じように昭和を引きずりながら自転車趣味を続けます。
速く走るだけが自転車ではないし、
距離ばかり気にして走ってもつまらない。
若い頃は、そんな気持ちもあったのは確かですけど今はマイペースが一番。
人それぞれに自転車に対する考えが違うのは当たり前。
しかし、昨今はみな同じ方向に自転車趣味を進めているように思えます。
そんな中、時間が昔のまま止まった様な、最初のランドナー氏のような
スタイルのサイクリストが居ても良いですよね。
派手なスタイルがあれば地味なスタイルがあってもいい。
話しは変わり、先日訪れた明治時代に建てられた古民家。


横浜の里山に残り、時間が止まったかのよう。
※正確には別の場所から移築されたそうです。


何だかホッと出来る空間ですよね。
そんな感覚は私ら中高年までなのかもしれません。
私の父方の田舎も、養鶏農家で五右衛門風呂が残るような家でした。
外にあるトイレに行くのが怖かったものです(苦笑)。


決して正確で便利なモノではないけれど、味のある品物。
それは自転車にも当てはまるモノだと私は思っています。

70年代に自転車少年だった人達は、今は何をしているんだろう。
勿論、今でも自転車趣味のままの人も多いです、
そしてツーリング車から離れずに居る人も。
若い頃にしか出来ない自転車遊びを体験した人と、
現代自転車しか知らない人。
同じ自転車趣味でも、似て非なる趣味人なのかもしれませんね。
だとしても、お互いを否定せずに自転車という
素晴らしい乗り物を愛し続けたいものです。
そういう意味でも、昨今始めたロード乗りの人は飽きずに
長続きしてほしいですね。
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