旅からす本館 日本をもっと楽しもう!!

butobosoと申します。 ヤフーブログ停止に伴い移行しました。自転車趣味を中心にライフスタイル全般ならびに旅日記をお届けします♪

自転車、鉄道、オートバイの手段で日本中を旅して30年以上。本土のみならず、北は礼文島から南は波照間島まで様々な土地を旅してきました。 分割ながら、自転車による日本一周を30代で終えました。 旅人宿であるユースホステルには300泊以上宿泊しました。 自費出版で「旅からす」なる旅の本も不定期に発行しています。 子育て真っ最中なので、中々旅には出られなくなりましたが、身近で小さな旅を楽しみながら、家庭崩壊にならない程度に多彩な趣味を楽しんでいます♪

  夏旅北海道の帰り道に花輪線に乗り換える為に
  奥羽本線大館駅に立ち寄りました。
  2009年までは、この駅から鉱石や濃硫酸を運んでいた
  貨物路線が延びていたのです。

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 小坂製錬小坂線。名前からして貨物専用に思えますが、
 1994年までは旅客列車の運行も行なわれていました。
 自身、この路線を利用した事はありませんが、
 沿線を自転車やオートバイで走っているため、
 のんびりしたローカル線風情が今でも目に焼き付いています。

 今回は大館駅周辺だけですが、その鉄路の跡を見てみたいと思い、
 帰路を花輪線経由にして、この大館駅に立ち寄りました。

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 札幌から乗車した急行はまなすに別れを告げ、
 弘前乗り換えで、奥羽本線大館駅で途中下車します。
 小坂線の旅客用駅舎は、JRとは別にあったそうです。

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 駅前商店街を抜けると、すぐに使用中止とされた踏切が現れました。
 幸いレールは錆び放題ながらも、手つかずで残されています。

 既に自然に帰りつつありますが、まだトコトコと貨物を引いた列車が
 のんびりとしたリズムを奏でながら走ってきそうですね。
 ちなみに、この写真の上方向には岱野(たいの)駅があったそうです。

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 こちらは、廃止まで貨物基地と旅客駅舎のあった場所となります。
 廃止から年月が浅い為か、まだ現役の貨物駅のようでした。
 しかし、踏切の反対側に目を移せば……

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          ご覧のような廃線風景です(悲)。

 しかし、こんな物悲しい廃線跡とは対照的に、小坂線の終着駅では、
 施設を再利用したレールパークが誕生したそうです。

 小坂鉄道レールパーク

 この地域の子どもの数、鉄道ファンの数を考えると採算は!?
 などと心配になってしまいますが、何も無かったかのように廃墟化、
 もしくは施設が撤去されるよりは、仮に数年の延命策であったとしても
 小坂線の現役を知る人達、そして子ども達にここに列車が
 走っていた歴史を伝えて行く為には良い事ですよね♪

 こちらは以前訪れた、北海道・大夕張鉄道線の様子です。

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                       鉄郎とメーテルが出てきそうです(笑)
 
 ボロボロになったまま、朽ちるのを待っていた昔の車両が、
 多少の痛みは残りますが、有志の手によって綺麗にされました。

 去年訪れた、茨城県の鹿島鉄道のように、
 鉄路の痕跡さえ分からなくなる様な姿は悲しい物です。

 ●鹿島鉄道廃線跡を巡る

どんな形であれ、昔の痕跡は残ってくれた方がうれしい!!
そんな事を考えるのは、よそ者の鉄道ファンの戯言なのでしょうか(悲)。
あえて、小坂線の詳しい情報は載せませんでした。
興味ある方は、ご自身で調べてみてください。

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