当然ながら3連休なんて関係なく本日もお仕事中。
天気も良く陽射しも暖かで、走りに出掛けている人も多い事でしょう。
そんな本日はサクッとパーツネタを一つ。

2015シマノカタログを見ていると、
今年も現役でこのパーツが掲載されてます。

それは、この7400系の生き残りパーツの7410ヘッドパーツ(以下HP)。
11段の9000系の時代に、何と8速時代の7400系が
まだ発売されているのです!!
7400系デュラエースは1984年販売。
7410HPは7400のマイナーチェンジモデルとして
90年頃の発売と記憶しますので、
何と25年近く製造・販売され続けているのです。
その理由に気が付く人は自転車業界や趣味全体が見えている証拠。
このヘッドパーツは競輪(トラックレーサー)に欠かせないパーツなのです。
NJS認定品として今でも売り続けられている訳です。

元々は7400HP(ロード用)、7600HP(ピスト用)と分けられたものが
共用という扱いで7410HPとなり、今でも生産が続きます。

自身では、フォーク抜き輪行の必要ない、
マッドガードなしのパスハンターで使用中。
軽合カップが割れて交換したものの、すでに20年使い続けています。
カタログを見ると、トラックレーサー用のデュラエースは7600、7700と
古い品番のモノがまだまだ現役で作られているのです!!
消滅しかけている、オクタリンクBBがまだ現役なのも驚きですね。

もはや耐久性という面では、20年以上前に完成しきっていた証拠でしょう♪
昨今セールス目的と思われれ、短命で新シリーズを出し続ける
ロード用のデュラエースパーツ群をリリースする
同じメーカーとは思えませんね(苦笑)。
コンポパーツでの使用を大前提としているシマノですが、
実は抜け落ちて行くパーツ群も多いのです。


シリーズ最大の失敗のAX(7300系)ですが、
このステムとピラーは7400系に引き継がれた名品でしょう!!
デザインとバランスの両立が出来ていたステムやピラーも随分前に廃盤。
Wレバーも9000では消滅。次はハブが危ない!?
さらに、最近は消耗品の製造も中止が相次いでいます。
この先、デュラエースは何処へ向かっていくのでしょうか!?
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