
前回に引き続き、日本の誇る自転車ビルダーの作品が一堂に集まる祭典、
『2015ハンドメイドサイクル展』を紹介いたします。
今回は、完成車としての美しきオーダー車の世界をご覧ください。
毎度ながら写真点数が多く、かつ長文で申し訳ありません…。

アマンダさんは子供用!? のミニベロを展示。
しかし、ただのミニベロではありません!!
何と、前後ホイール共に片持ち仕様!! オートバイレーサーみたいですね♪
ピンクに塗られたプロダイクランクは、
140mmほどにカット加工されていました。
何故、今時プロダイ??? なんて野暮な事を言ってはいけません。
リヤメカだってカンパヌーボレコードですし(苦笑)。


今年もサノマジックさんは、美しい流面スタイルのウッディ自転車を展示。

パーツまで手作りしてしまう、ヒロセさんは今回も多彩な車種展開。

80年代を思わせるミニベロは、協栄製作所さん。パーツチョイスも王道です♪

ケルビムのランブラー・フロムナード。
2代目になって、ショーモデルの見せ方は上手いですね。

トーエイは、今回はこのデモンタプル1台のみ。
本業が忙し過ぎてショーモデルどころではないのでしょう。

ワタナベさんも頑張ってます。最近はロードよりもツーリングのイメージですね。

サンライズサイクルさんの自転車はトップチューブに注目なのです。
これでサスペンション効果が発揮出来るのでしょうか!? 造り込みは凄い!!

競輪フレームのイメージが強いナガサワさんですが、シティサイクルも用意。

ブルベ仕様ルックな、細山さんのフタバ・クォーク。
今回の全体の出店車はディスクブレーキ装備のモノが増えていました。
一方でオールドスタイルのモノには、
相変わらず80年代前後の古物パーツが装着(苦笑)。

シルバー・ゴールド・ブラックに塗り分けられたレベルのトラックレーサー。
シンプルながらも各部の仕上げも丁寧で格好良いのです!!

トーエイで修行・独立された山音製輪所のプラムナード風オーダー車。
バック類もオーダー出来るし、センス良いのです♪

シルクさんは、今年も奇抜なフレーム形状の作品を数台用意していました。
☆
他にもまだたくさん紹介したい自転車があるのですが、厳選して掲載しました。
今年は、日本で唯一の自転車専門学校の生徒さんの作品も出展されたりと、
いつも以上の展示ボリューム。
子連れなので、全部をじっくり拝見する事は出来ませんでしたが、
競輪文化の日本では、クロモリフレームのビルダーさんの高齢化は、切実な問題。職人気質と技術を兼ね備えたビルダーは若い頃からの修行が大切。
そんな意味では、専門学校生たちの今後が楽しみですね。
☆
会場の外では、こんな自転車が試乗されていました。

何と36インチ車です!!
コレ、限定ながら市販されるようです。公道走るのは怖そうだなぁ(苦笑)。



会場に集まって来る趣味人達の愛車を眺めるのも、このイベントでの楽しみです。
息子は、無邪気に『こんなので保育園通いたかったぁ!!』などと騒ぎ立てます。
そして、センスの良いアマンダのツーリング車にニンマリ♪
何とブロ友さんの愛車でした!!
ココに集まるサイクリスト達は、
「ロード好き」でなく『自転車好き』な人ばかりなのでした!!
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