YHの詳しい歴史を知りたい方はwikiにアクセスしてみてください。
このユースホステルのコーナーは私が300泊の宿泊経験をしてきた事を
中心にまとめていきたいと思っています。

YHの最盛期、昭和50年代は今のようにクルマでYHを訪れる旅人は極僅か。
大半のホステラーは、鉄道やバスの公共交通手段を使い、
自転車で旅するホステラーも多かったものです。

伊勢志摩YHにて。山屋のようなニッカースタイルの二人もサイクリストです♪
まだオートバイのホステラーも少なかった頃、
YHを利用するサイクリストはメジャーな存在でした。
昨今は自転車旅をする若者が減っただけでなく、宿代わりに漫画喫茶(ネット喫茶)や健康ランドなどを利用するサイクリストも多いとか。時代が変わったとはいえ、旅のスタイルとしては、どうなのかなぁ?……などと思ってしまうのです。

現在は休館中の甲府YH。真冬にも関わらず多くのサイクリストが利用していました。
確かにYHは、高くなってしまいました。
素泊まり3000円以上。2食付きだと5000円を超えます。
これでは若い旅人が気軽に利用出来ないばかりか、
昨今増えている外国人旅行者も取り込む事はできないでしょう。

このマンガ、15年前に描いたものですのであしからず(汗)
民宿が2食付き7000円以下、駅近ビジネスホテルが素泊まり4000円前後。
これにYHが対抗出来ていないのは確かですね(汗)。

若者にとって、旅の宿がYHだけだった時代とは違い、
旅のスタイルさえ激変してしまった現代にYHはどう対処するのでしょうか!?

自転車旅とYHの関係。
それは『サイクル野郎』の作中にも多く描かれていましたね。

ここは静岡県・浜名湖YH。立派な施設でした♪
サイクル野郎では、この浜名湖YHのペアレントさんが登場し、
輪太郎と自転車レースで闘います。
実際に私が泊まった時も、自転車話しで消灯時間まで盛り上がりました。
その浜名湖YHも閉館してから随分の時が経ちました(悲)。

サイクル野郎に出て来る、リヤカーで日本一周をする旅人のモデルに
なった人と、北海道の野村川湯YHで出会いました♪
この国から、サイクルツーリストを含めた若者の旅人が減るのと比例するようにYHは衰退を続けています。昨今の自転車ブームでサイクリストが増えたと行っても、自転車で旅をする人は全く増えません…。

この先、YHはどうなっていくのでしょう!?
自身は今年も会員の継続を済ませました。
これで会員歴は34年となりました。
まだYHを利用するつもりですし、
今後は息子と二人旅で利用する機会も増えそうです
●butobosoのユースホステル宿泊一覧 その5(202~228泊目まで)●
昭和56年(1981年)から現在までの私の宿泊履歴となります。
名称は宿泊時のものとなります。
△は閉館もしくは長期休業中 ※は名称変更 平成25年10月現在
《1992年(平成4年)》 9泊
202.弘前YH(青森県/1.2) 珍しい三毛猫のオスがお出迎え♪
203.盛岡YH(岩手県/1.3)△ 談話室にサイクル野郎が全巻揃ってました。
204.ルノワルYH(福岡県/5.1)名前に反して和風の旧家な建物です。
205.浦上ケ丘YH(長崎県/5.2)△ 軍艦島ツアーを開催~!!
206.平戸口レインボーYH(長崎県/5.3) ※海を見下ろす丘の上に建ってます。
207.虹の松原YH(佐賀県/5.4)△YH前の松林を抜けるとすぐに海!!
208.北九州YH(福岡県/5.5) 鉄筋コンクリのモダンな建物。
209.層雲峡YH(北海道/8.5) 山荘風の建物。黒岳登山に便利です。
210.松井YH(石川県/11.22)△金沢の長町武家屋敷に歩いて行けます♪
《1993年(平成5年)》 9泊
211.札幌ハウスYH(北海道/1.2) 駅近YHは今も健在です!!
212.るべしべYH(北海道/8.20)△ Pさんの怪談話で大盛り上がり~!!
213.根室トモシリYH(北海道/8.21)△日本最東端の駅、東根室の近くです。
214.厚岸愛冠YH(北海道/8.22) 夕食は外で海鮮バーベキューでした♪
215.清里イーハトープYH(北海道/8.23) そば畑に囲まれた丘の上に立地。
216.塩狩温泉YH(北海道/8.24)駅前一等地の老舗温泉ホテルに併設。
217.美馬牛リバティYH(北海道/8.25) ペンション型YHの先駆け~。
218.YHあかしや荘(北海道/8.26)△ 夕食は食べ放題のしゃぶしゃぶ♪
219.宮島口YH(広島県/10.9)△ 宮島船着き場のすぐそばです。

知床岩尾別YHの仲間と登ったラウス岳。美女に囲まれて~♪
《1994年(平成6年)》 9泊
220.桜島YH(鹿児島県/1.2) 公営らしい鉄筋の建物、温泉付きです。
221.長崎YH(長崎県/1.4)△ 坂の町らしい、丘の上にあるYH。
222.湯の温泉YH(山口県/4.28)△鄙びた温泉村にある自宅開放型YH。
223.岩国YH(山口県/4.29) 錦帯橋に程近い立地の鉄筋大型の建物。
224.東広島YH(広島県/4.30)△ Pさんは 原爆被災者の方でした。
225.瀬戸田YH(広島県/5.1)△夜のミーティングはアルコール談義!?
226.岡山県青年会館YH(岡山県/5.2) △食事のボリュームが凄かったです!!
227.蓼科クライネYH(長野県/8.6)夏でも涼しい別荘地内にあります♪
228.小豆島オリーブYH(香川県/10.8)ここで自転車借りて島巡り~!!
☆
20代後半に差し掛かり、YHの年間利用数が2桁に届かなくなってきました。
ここから300泊目までは長い年月をかける事になります(汗)。
★今回の写真は20年以上前のモノなので、目隠しはしていません。ご容赦下さい★
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コメント
コメント一覧 (8)
「(リヤカー日本一周する)こんな彼にもちゃんと立派な名前があってな…岡田っていうんだ。」
と紹介してくれたのっす。ほぼ片腕的みたいな…っす。
つるんで平等にホステラーを扱わなかったヘルパーもあちこちで見かける中で、
岡田さんはとてもよくできたヘルパーさんだったような気がするっす。
んだから、野村川湯がとても気に入っていていつも長逗留してたみたいっす。
・・・カラスのことを「まぼちゃん」って呼んでたのっすゆたか
いまでも「丸井輪太郎」(だっけ?)は伝説の人だと聞いています。
・・・あの自転車は「輪行」できないから大変ですはじめっち
小清水・美幌もよく泊まった(「はなことり」もですが)のですが、
そのなかの談笑の中で、「ペアレント」「ホステラー」「ヘルパー」のほかに、
「4悪ユース」「シンパ(親派のこと?)」って用語も知りました。
「4悪ユース」ってとこにも泊まりましたが、よかったです、悪いイメージなし。それどころか、大接待受けたとこも…。
「シンパ」は…一回だけ会ったかな?ってのがあります。Pさんの信者?とか…。
・・・なんのこっちゃみならいかのん
butoboso0217
が
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丸井綸太郎は漫画の世界の主人公ですね。
リヤカーの岡田さんはりんたろうと名乗っていましたが、それは漫画の中でリヤカー日本一周の方が丸井綸太郎と出会うところからきたニックネームだと思います。
なんと岡田さんは、私の故郷のすぐ側に実家のある人でしたから、よく覚えているんです。何も無い川湯YHも露天風呂がきちんと完成すれば名所になると張り切っていましたよ♪ もう34年も前の事ですけどね。
4悪ユースの言葉は聞きませんでしたが、根室玉屋はその一つでしょうね(苦笑)。
butoboso0217
が
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とても印象的でした!カメラを持っておらず記憶が薄れていくのを残念に思っています。
butoboso0217
が
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はじめまして。当ブログへの訪問&コメントありがとうございます。
まだ今ほど厳重に管理されていなかった80、90年代は民間宿での軍艦島ツアーも盛んでしたね。その筆頭が浦上ヶ丘YHだったと記憶します。確か釣り船をチャーターして向かうような流れでしたね。
YH全盛期の頃は、登山や穴場ツアー的なイベントも多かったですね。私は基本的に自転車旅でしたが、わざわざ連泊してツアーに参加することも多かったです。
butoboso0217
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こんにちは。
あれだけ若者に人気が高く、YH乱立した知床半島も全て閉館して空白地帯になってしまいましたね(悲)。
岩尾別YHは最後まで頑張って居たんですけど、御多分に洩れず後継者不在もあったのでしょう。昔みたいに大学生が無料でヘルパーしてくれることもなくなりましたし。
YHが若者の宿から脱却しようとした路線を変えたまでは良かったですが、元若者ホステラーも年齢的に離れていってしまいましたね。
butoboso0217
が
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1987年夏、怪しい探検隊が懐かしい。
butoboso0217
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最後まで知床半島のYHの砦として残っていたのに残念ですよね。
夏は若者旅行者で賑わったた知床半島も今は活気が失われてしまったようですよ。
butoboso0217
が
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