以前「犬の気持ち、猫の気持ち」なんてフレーズがCMで流れていましたね。
そんなフレーズを昨今のサイクリスト事情に当てはめてみました。
☆
先日、とあるブロ友さんがランドナーでのツーリング中に
無言でロードにインコーナーから抜かれて腹立たしい思いをしたようです。
ヤフブロのお友達、ベテランツーリストの方々も時々、
マナーや走法のなっていないロード乗りに付いて苦言されていますね。
そして、私も重ね重ね(苦笑)。
ロードブーム、これは今に始まった事ではありません。
昨今自転車ブームの主役は40代以上の中高年達。
この中高年達が若い頃には自転車になんか見向きもしなかった、
80年代にも今ほどではないですが、ロードレーサーブームはあったのです。
ただ、この時代は、今のような健康志向から来るブームに
乗せられたサイクリストではなく、
本物志向の自転車趣味人が多かったのは間違いないでしょう。
当時はランドナーブームでもあり、自転車旅をするサイクリストが非常に多く、
その中には、本格的なロードレースに参加する人も多かったのです。
同じ写真の使い回しでごめんなさい。どちらも私の若い頃です。
そんなサイクリストの多くが、車種に関係なく、
みな仲間意識を持って、挨拶や対応をしていたものです。
ところが、今は何だか、ローディーとツーリストは全くの別者。
互いの気持ちを遠ざけているような態度を取る人が増えましたよね(悲)。
ブログを見ていても一目瞭然。
ロード乗りのブログには、ローディーばかり。
ランドナー系のプログには、旧来スタイルのツーリストばかり集まる。
もちろん、そんな流れになるのも仕方がないでしょう。
でも、不思議なもので、自転車何でも大好き親父の私のブログには、
有り難い事に、色んなスタイルのサイクリスト達が集まってくれます。
ロードも大好き、もちろんツーリング車も大好き♪
でも、乗っているのはミニベロばかり(苦笑)。
こんなミニベロ親父の目線からだと、車種への分け隔てなく、
昨今の自転車事情がよく見えてくるのです。
3年前の事ですが、ミニベロファストランで1泊2日で房総半島をぐるっと周り、
水戸を経て、最後は那須烏山まで走った約400km。
1日目はこのレーサースタイルで走ります。
すると、こちらからの挨拶に対して、ほぼ100%の挨拶返しがありました。
しかし、2日目のこのスタイルだと、挨拶返しは半分以下……。
しかも、『なんだこいつ!?』みたいな目を向ける人も。
すれ違ったのは、ほとんどがロード乗りの方。
ハッキリ言える事ですが、昨今のサイクリストは、服装や車種で、
差別化を図っているのは間違いないです。
そりゃあ、街中の交通量が多い所では仕方がないですが、
田舎道では、走っている自転車が、趣味人か地元の人かなんて一目瞭然のはず。
たとえ、車種やスタイルが違っても、
同じ自転車を愛する仲間としての意識はないのでしょうか!?
若い頃から自転車趣味を体験してきたサイクリストと、
昨今のロードバイクブームで始めた中高年層。
同じ年齢層として重なっているはずなのに、自転車趣味に対する意識が
あまりにもズレ過ぎてしまっているように感じるのです(悲)。
私は、車種関係なく、自転車に乗っている時間は全て等しく楽しいです♪
だから、自転車好きはみな仲間……って思いたいのですけどねぇ。
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本日も長文ですみません。
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