今の自転車ブームの主役は中高年ですから、
多くのサイクリストがクルマを運転するドライバーでもありますよね。
普段自転車で車道を走行していると、
下手なクルマの運転に困る事もあるでしょう。
しかし、その逆もあるんです…。

先日、オートバイで主要道の緩い上り坂を走っていたところ、
前方のクルマがノロノロ運転で4台ほど詰まっていました。
何と渋滞の原因は1台のクロスバイクに乗るサイクリスト。
この方の自転車の走り方が明らかに危険なのです。
車線左端に寄る事が出来ず、しかもジグザグ運転をしています。
身体もブレぶれ……これ初心者の登坂の走りにはよくあることですが、
その揺れ方は半端なく……(汗)。
片側一車線、しかも対向車がひっきりなしに走って来るので、
渋滞の先頭車は、自転車を抜くに抜けない状況。
さすがにクラクションは鳴らしていなかったですが、
相当イライラ(ヒヤヒヤ??)してクルマを運転していた事でしょう。

追い越し様に、ミラーで確認すると、かなり高齢な方でした。
自転車の走らせ方を見る限り、ベテランではなく、ビキナーと思えます。
本人に悪気はないでしょう。でも、こういう自転車が最近とても増えました。
「自転車は車両だから車道を走りなさい!!」
行政が、こう口で言うのは簡単です。
でも、車道を走るのってそんなに容易い事ではありません。
ましてやクルマだらけの都会の路では…。

サイクリスト目線では当たり前の行為と思っていても、
クルマ側からすれば、車道を走る自転車が増えた事でイライラのストレスを
増やしてしまったドライバーさんも多い事でしょう。
車道を走るのは当たり前であっても、上手に走らす事も大切。
クルマ目線からも、自転車目線からも、
安心して運転できる路がないこの国の現状では、
お互いの気持ちを理解出来る事は永遠にないのかもしれませんね(汗)。
☆
道幅が変わらないのに、クルマばかりが大きくなる現状も
自転車にとっては脅威ですよね…。
今や排気量に関係なく、全幅が増えた事で3ナンバーのクルマばかり。

幼少期に大きく感じたミウラの全幅1780mm、
マツダファミリアをご先祖に持つアクセラが1795mm!!!!
そして、それらの大きくなったクルマは、
狭い路での運転がしにくく渋滞の原因にも。
大きければ良いってモノでもないと思うんですけどねぇ。

こんな路ばかりだったら、クルマも自転車もストレスなく走れるんですけどね。
青森県の夏泊半島にて~♪
☆
もうご存知の方も多いでしょうが、自転車月刊誌の「ファンライド」も休刊発表。
書店の自転車コーナーは縮小する一方ですね…。
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