
雁峠(山梨県・埼玉県)
昔は山道に入る時には必須だった国土地理院の地図。
その中でも5万分の1=5万図のお世話になったサイクリストは多い事はず。

現代サイクリングでは、それらを専用ナビやスマホのアプリが担います。
しかし、それらのデジタル物に捕われない人も少なくありません。
もちろん私や親友の8氏もその中に含まれます。

ナビは便利でしょうが広域を見渡す、地形を想像させる部分に欠けます。
タブレッドやPCのような大きな画面なら、それも可能でしょう。
でも、それらの大きなデジモノを自転車に携帯するのは現実的ではなく…。

田口峠(群馬県・長野県)
5万図を眺めながら、これから走る路を想像し、空想に浸る時間も楽しいもの。
そして、実際に出向き山道を攻略する行程に喜怒哀楽。
ヒルクラと称し、峠路を少しでも速く上り詰めようとする
昨今のスタイルとは真逆なのかもしれません。

夏沢峠/1986年秋(長野県)
5万図を必要とするようなサイクリングを楽しむような人は今やごくわずか。
思い出の峠路サイクリングには必ず一緒だった5万図。
それは今でも宝物のように手元に残っています。
デジタル物は便利ですが、より便利な物にとって代わり捨てられる。
昔のアナログ物には、現代でも通用する物が多いような気がするのです。

ぶどう峠/1982年冬(群馬県・長野県)

会津磐梯山/1986年夏(福島県)
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コメント
コメント一覧 (2)
もうちっと、整理整頓ができていればと、今まさに大後悔時代です。
50000分の1の古地図はなかなか手に入らないので、ブックオフに行って、20年くらい前の道路地図中心に漁ってます。
学校の地図記号があったりすると、みんな(年寄りだけ…)でちょー喜び合います。
・・・ブドウ峠ってばクルマで通るのも大変だべはじめっち
butoboso0217
が
しました
5万図は確か販売は止めてしまったような!?
更新されない古い地図を在庫品で買ってしまうような事もありましたしね。
今はネットのサービスでマメに更新されているはずです。それをダウンロードしてプリントして使っていますよ。サイクリスト的には5万図は有り難いですが、歩く人だと2.5万のほうが良いですよね。
butoboso0217
が
しました