
サンツアーシュパーブは言わずと知れたシマノデュラエースの対抗馬。
早くからコンポ化(当時はコンポとは呼ばず)され、
サンツアーの意欲作でもあります。

そのシュパーブの更に上級品として誕生したのが「シュパーブプロ」。
カンパレコードに対する、カンパスーパーレコードみたいなグレードです。
このシュパーブ(プロ)シリーズは主に3世代が存在します。

初代シュパーブ

2代目シュパーブプロ

3代目シュパーブプロ
この中で人気が低かったのは2代目となりますが、
個人的には、この2代目が一番好きなシリーズでした。

今回取り上げるのは、その2代目シュパーブプロRDです。

デュラエースAXに始まったエアロパーツブーム。
サンツアーはそれを追従するようにサイクロンマーク2を発売。
しかし、サイクロンシリーズではデュラエースAXに対抗するには荷が重い。
そこでマイクロライトコンセプトを取り入れた
2代目シュパーブプロが誕生します!!

サイクロンマーク2にも共通する流れるようなシャープなデザイン。
※写真の品は2代目RDの最後期モデルとなります。

純ロードレース機材として、軽量化だけでなく耐久性にも力を入れています。

シールドベアリングプーリーを採用したのも当時は大きな話題となります。
ボディは変速機としては珍しいバフ仕上げ。
多少汚れがあってもピカールで磨き直せばすぐにピカピカな輝きが戻ります。
しかし、この2代目シュパーブプロRD初期型には少々難あり。
フリー12~21もしくは23Tのクロスレシオが標準だった時代ですが、
6段から7段へと多段化が進むとロー側25や26Tに対応する必要が出て来ます。
サンツアーはこの2代目RDをワイドレシオ対応のスラントパンタ角に変更。
しかし、それが裏目となり、クロスレシオでの変速性能が悪化。
「新型シュパーププロは変速しない!!」「性能が悪い!!」
等と言われるようになってしまったのです。

コレは私が実戦で使用していた2代目初期型RD。
12~21では確かに歯切れが悪かったですが、12~23、25では問題なし。
初期型シュパーブやサイクロン(マーク2)より明らかに性能は良かったです。
サンツアーにもその問題点はすぐに報告されたようで、
2代目シュパーブプロRDはすぐに改良型に変更されます。

スラントパンタ角を見直し、同時にプーリーゲージも変更されます。
初期型と最も異なるのが、パンタアームのホワイトアルマイト化。
個人の好みによりますが、私はこのホワイトアルマイトにガッカリでした…。
それまでのピカピカのバフ掛けの一体感が薄れてしまったからです。
しかし、性能は当然ながら向上し、安心して使えるメカとなりました。
メカ好きの方には有名ですが、カンパヌーボレコードRDは年式により
様々な変更バリエーションが存在します。
同じように、この2代目シュパーブプロRDも細かな改良を重ねて熟成します。

コンポ化を目指したスギノ75にも、この2代目RDがOEM供給されました。
そして1986年に最終型となる3代目シュパーブプロへと移行されます。

ボスフリー5段の時代からカセットフリーの8段へ。
日本の誇るレーシングコンポの終息はサンツアーの終息でもありました。
■シュパーブプロRD(RD5200)初期型 1983年販売開始
トータルキャパシティ25T・ロー側最大ギヤ26T・重量186g・定価9800円
■シュパーブプロRD(RD5200)最後期型 1985年販売開始
トータルキャパシティ26T・ロー側最大ギヤ25T・重量183g・定価9800円
※4つの改良モデル及びカラーバリエーション(限定品)がありますが型番は全てRD5200
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本日はコメント欄ははずしてあります。
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コメント
コメント一覧 (2)
butoboso0217
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仰る通りです。2代目初期はプーリーだけは何アリですね。何故あの部分をメッキにしたのか!? チェーンが一番擦れる部分だから剥げるのはメーカーも分かっていたはず。
このメカ、変速性能が悪いと悪評が広がりました。後に改良するのですがスラントパンタ角の問題です。当時12-21Tな方が多く、これだと性能悪かったようですが、私はチャレンジロード向けに12-23Tや13-25TをデュラEXカセットで使っていたのですが変速性能よかったですよ。ショップ側も不思議がってました。
シールドプーリーだけは後期型が良いですが、デザインは初期型ですね!!
実は今手元に初期型がありまして、それを弄りながら仕事をしています(苦笑)。
butoboso0217
が
しました