最新型デュラエースは9100系となりました。

それまでデュラと言えば7000番台でしたが、
7900まで行き着き、11速へと進化した時点で9000番台に変更。
そして9000系に続き、昨年FMCを受けて誕生したのが9100系。
ツーリストな方には興味の薄い事。
レーシーな方でも、もはや新型に踊らされるのは一部の方だけでしょう。
自身は一貫して、ロードレーサーのRDにはサンツアーやカンパ製品を愛用。
ツーリングモデルにデュラエースを使う天の邪鬼な状況(苦笑)。
RDフェチな私にとって、9100系でシャドータイプに変身した新型に興味津々。

テスト品をスクープされた時は半信半疑でしたが、
シマノはガチでデュラエースをシャドータイプで発表販売してきました(汗)。
MTBパーツで見慣れた人には違和感ないのかもしれませんが、
ロード用でシャドータイプ&ロングゲージの採用は個人的に ? ? ? 。
せっかく7900から9000への良い意味での変更が、
ここで一気にガラガラ崩れたような気がするのでした。
でも、パーツ単体で見るのと、完成車組みではイメージが違うはず!!
早速新年明けの仕事帰りに近所のロードバイク百貨店に向かいます。
ところが、その店では単体販売はあれど、
ロードに組み込まれた新型デュラエース車は一台もなし……。
展示ラインナップを見ると、明らかに以前より低額帯のモデルばかり。
以前は新型カンパやデュラ組が数台展示されてたんですけどね。
ガッカリ帰宅した数日後、意外な所でRD-R9100装着車を発見!!
それは土曜日に訪れた、ハンドメイドバイシクル展だったのです。



あぶくま自転車工房の新世代ATBにそれは取り付けられていました!!
コレ、フラットバーに変えれば私好みのパスハンターに変身です。
ロードでなく、こんなスタイルの自転車ならRD-R9100も良い感じ♪
エンドは、シングルスピードにも簡単に変身できると熱弁していました。
リヤの多段化、ワイドレシオ化により、フロントはシングル。
今回別のツーリング車もフロントシングルが見られました。

今やMTB系のリヤスプロケは11速になり、11-46なんてモデルも。
これならフロントに42、44T辺りのシングルでもいけそうです。
個人的にはリヤに大き過ぎる歯数は視覚的によろしくないですが、
こんな選択肢があるのも悪くはないですね。
デュラエースRD-R9100メカ、ツーリング車に使うのに良いかも!!
そしてシクロクロス車にもシャドータイプは有効でしょう。
でも、ロードでは使いたくないかなぁ。
私の場合、クロモリロードを基準に考えちゃいますから(苦笑)。

歴代デュラエースはAXを含め、フラッグシップのオーラが漂っていました。
それが今度の9100系には感じられないのです…。
今後はアルテグラや105もシャドータイプになっていくんでしょうね(悲)。
余談ですが、新型デュラのRDは158gまで軽量化してきました。
しかし、昔のメカには奇をてらわずとも軽量なメカが存在しましたね。


ユーレージュビリーはショートゲージで145g(写真はロングゲージ)、
サンツアーサイクロンマーク2はこの横型スタイルで160g。
チタンやカーボンを使わずに30年以上前に、
これだけ軽量化が出来ていたのです。
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次回は2017ハンドメイドバイシクル展の模様を紹介いたします。
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