前回に引き続き、1月21・22日に東京・科学技術館で行われた
日本のフレームビルダーの祭典の模様をお届けします。

滋賀の新興工房、macchi cyclesさんのシクロクロス&ロードレーサー。
奇をてらわずオーソドックスなスタイルですが、センスよくまとまっています。

会場では少数派ながらMTBの展示もありました。
こちらはワークショップモンキーさんの二台です。
すみません、私はMTBに対するウンチクはゼロ……、
コメントに値する言葉が見つかりません(汗)。



今回の展示内容で一番魅惑されたのは、
TOEIで修行後に開業した山音製輪所のMONTSON。
古典的な美しいツーリングスタイルに組み合わされる
バッグやキャリア類も工房で製作されています。

トラス構造的な折りたたみ自転車は絹自転車製作所。
「シルク」の正統的な後継者でもあります。

アマンダは木リムホイールのシングルスピード車を展示。
そして、木製自転車と言えばSANO MAGIC。

アマンダとは違うアプローチを経て木工素材を自転車に組み込んでいます。


ケルビムは今回も会場で目立つ演出です。
ここだけは、いつも今時のローディーな方の見学者が目立ちます。
クロモリロードの新しい形を見出す流れは悪くありません。


対する名ブランドの高村製作所のラバネロ。
オーソドックスな中にも見事なラグワークのセンスの良さ。
ラバネロパス、ケルビムスーパーツーリング、
往年の名ブランドにはぜひともロード以外の自転車の製作も
続けていってほしいものです。

シートチューブを廃したボンバーのカーボンフレームのロード。
このような現代版ロードには見入る人が少ないのもこのイベントらしさ!?
競輪フレームも作っている鶴岡レーシングさんが、
こういったフレームも作れるよ!! と示してくれるのは興味深いのです。




ロードでもない、ツーリング車でもない。
新世代のビルダーさんたちによる新世代のサイクリング車たち。
こんな自転車が気軽にオーダーできる時代が来れば、
日本の匠の技も無事に受け継がれて行くことでしょう。
☆
今回もビルダー以外の出展が多数ありました。



国産サドル孤軍奮闘の加島サドル。
エアロ時代誕生のカシマックスエアロはデザインオーダーが可能。
フレーム部材も良質な小物が増えているように思えます。



日本の誇るクロモリパイプの名ブランドの丹下チャンピオンシリーズ。
昭和の頃のデカールに戻し、存在感をアピール!!

今回は初日の早い時間帯だったためかもしれませんが、
製品案内のパンフやカタログが豊富で粗品を配っているスペースも。
カーボンミニベロを3年越しで開発したタカイコーポレーションさんからは、
チタンボルト4本セットの試供品をいただきます♪
一時は低迷していたオーダー車の世界。
そして継続こそ力なり!! とばかりに開催が続けられた
ハンドメイドバイシクル展。
この数年の中では間違いなくトップレベルの開催内容だったと思います。
☆
その後の都電散歩の途中でも素敵な自転車を見つけましたよぉ~。

キリンさん柄のシティサイクルです。
趣味のオーダー車とは実に対照的ながら個性抜群ですね♪
でもフロントの空気圧が……(悲)。
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