
長く飽きずに自転車趣味を続けてくると、
自転車ブームと一括りにいっても、
色んな車種が流行って来た事を見て来ました。
80年代半ば頃に流行ったディスクホイール&ファニーバイク。
旅派のランドナー乗りには眼中無かった事でしょうが、
ロード乗りの間ではよく話題に上がったものです。
前輪を24~26インチ(後輪は27インチ)にしてトップチューブを前下がりに。
ハンドルはドロップバーではなく、ブルホーンとします。
戦闘的すぎるルックスに好き嫌いも分かれます。


まだカーボン素材が一般的でなかった時代に、
これだけの曲線美を見せるのは大変だった事でしょう。
大抵はショーモデルのワンオフモデルだったりしますが、
マスプロメーカーやフレームビルダーが量産モデルを売る事も!!

パナソニックファニーバイク

3RENSHOファニーバイク

メビウスファニーバイク
ファニーバイクはTT用に作られたモデルが多く、
1時間のタイムトライアル走(アワーレコード)で世界記録を作った、
フランチェスコ・モゼールがファニーバイクを用いた事から、
一気に知名度が広がって行きました。
私が出入りしていたショップでもこんなモデルをリリース。

セマス・ファニーターボ30
ホイールベースを詰めるために、シートチューブを二股に加工!!
かなりクイックなハンドリングだった事でしょう。

アマンダからも、こんなモデルが販売されていましたね。
メーカー(作り手)の思惑と販売実績が結びついたとは言えず、
公道だけでなくレース会場でも見る機会は少なかったです。

シマノのエアロパーツ・AXシリーズの善し悪しは別として、
このデュラAXから自転車界の流れが変わったのは確かでした。
そして、それは旧来からのガード付き自転車を愛する層を、
見捨てるかのような業界の流れでもありました……(悲)。
☆
ファニーバイクはその後、国際競技連盟から非公認とされ、
前述のモゼールの世界記録も参考記録とされてしまいます。
次第にファニーバイクは自転車界からも消えて行ったのです。
現代ロードとは真逆のスローピングフレーム。
しかし、この前傾スタイルが格好良く見えるのです!!
※悲しいかなシフターがWレバーなのがとほほ……(苦笑)

自身がミニベロにこの自転車を選んだのも、
実はファニーバイクのイメージを引きずっていたからかもしれません。
☆
この2週間程、ヤフーブログのトラブルが酷いですね…。
不安定さはGW前後辺りから感じていたのですが、
ここの所、トラブルが拡大し続けていたように思います。
そのせいなのか、訪問者やコメント&記事の書き込みも激減。
スマホから入れない、書けないトラブルが多いのでしょう。
迷惑者の排除を目的に色々とシステム改変したようですが、
ブログユーザーに迷惑掛けるのはマズいですよね…。
中の人は大変なのでしょうが早急に対処求めたいのです!!
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