サラリー時代と違って、フリーになってからは写真の仕事は激減。
本業であるGデザインの仕事が9割以上になりました。
先日、某写真協会の忘年会では、
高齢……失礼、大ベテランの方が大半で、私が相変わらず若者扱いされます。
これって、自転車のツーリングクラブなんかでも似た境遇なのです(苦笑)。
☆
私の写真の師匠は、新聞社で報道に関わっていたニコン使いの方。
でも、私は学生時代からキヤノン使いでしたので仕事もキヤノンがメイン。

サラリー時代は、顧客の関係でニコンF5、F4、F801を使った事もありますが、
デジタル移行時にニコンは全て処分し、キヤノンだけとなります。

サラリー時代のフィルムカメラは、NF-1、T90、EOS-1、1N RS、1V HS。
中でも一番のお気に入りはプロ用ではなく、ハイアマ仕様のT90。

それまでの外付けモータードライブの概念をぶちこわす、
内蔵モードラ4.5コマ/秒を単3×4本で動かす優れものです。
しかし、プラボディは使い込むとすぐにツルツルピカピカになり、
グリップやマウントはサンニッパのレンズに耐えきれずにガタガタに…。
そんなT90ですが、プロにも人気がありました。
縦位置に取付けられたコマンドダイヤルの操作性は抜群。
後のEOS-1で背面にもコマンドダイヤルが付き、完成形になります。
その使い勝手の良さは、今のEOSデジタルにも繋がります。

社カメは、マミヤの二眼レフC330とRZ67。これはスタジオ撮影用。
他にニコンEMがありましたが、どちらも仕事の外撮りでは無理があり…。

機材は結局自費で買っていましたが、仕事以外の趣味の撮影も
会社側がフィルムと現像代を全て負担してくれる契約で助かります♪

プライベートと仕事の半々で使っていたのは、ペンタックス645N。
このカメラも、とても使いやすかったです。レンズはみな高額でしたが(汗)。

数年前までは、ポジ(リバーサル)撮影指定の仕事もありましたが、今はゼロ。
冷蔵庫に長期保管となっていたフィルムも先日全て処分となりました。

減価償却もとっくに終わっている、EOSデジタル3台が今は仕事用。
印刷媒体メインなお仕事ですから、1000万画素あれば充分です。
さすがに安物レンズとはいかないので赤鉢巻きレンズ必須ですけどね(苦笑)。

仕事以外の趣味の撮影は、フィルム時代からオリンパスを愛用。
昔から軽量コンパクトで、その思想はデジタルのフォーサーズにも活かされます。
サイクリング時を含む旅カメラとしても、オリンパスがお気に入り♪。
☆
自転車もカメラも、若い頃や経験の浅い頃は、高額品=高性能と思いがち。
しかし、歳と経験を重ねると、自分の能力を最大限に引き出せる機材が、
一番良いという事を悟れるような気がしています。
ランキングに参加しています。
よろしければワンクリックお願いしま~す♪
コメント