今年も自転車作りの職人、匠の業の作品をじっくり見学出来る、
ハンドメイドバイシクル展を東京散歩がてら見学してきました。

この展示会、古典ツーリング車の祭典的なイメージが
以前は強かったのですが、年々新興勢力が目立つようになってきました。
新世代のツーリング車だけでなく、ロードやミニベロ、シティサイクルと
バリエーションもかなり増えて、ガードなし自転車の出店も多くなりました。


展示スペースは今までより広がり、休憩スペースも増えました。
無料で頂けるコーヒーもあり、来場者へのサービスも向上します♪
そして、今回好感持てたのは、本所、ミカシマ、日東といった
ジャパンメイドの老舗パーツメーカーの出店参加があったこと。
オーダーメイドの自転車には欠かせないパーツメーカーの参加は、
展示会の内容の底上げにも繋がると思います!!
今回も写真、文章とボリュームたっぷりですので、
2回に分けて展示会のレポートをお届けします。
☆
入口すぐに陣取ったのは、三連勝の流れを組むマキノファクトリー。

今回はガード付きの自転車は無く、2台のロードを展示。
私的に、この置き方は自転車を美しく魅せません…。
出店数が増えた分、一ブランドのスペースが狭くなったので、
展示側には苦労が見えました。

2015年創業の新興勢力、Life Bikeでは戦闘的なミニベロが目立ちます。
設計自由度の大きい、ミニベロは作り手側のノウハウの高さを要求します。
今後の展開に期待したいのです。


鶴岡レーシングは3つのブランドを展開。
競輪フレームとしての知名度の高いBOMBER Proの
チタン!? のトラックフレームが目を引きました。



老舗ブランドの東叡と渡辺は奇をてらわず、
古典タイプのツーリング車を展示。
TOEIのタンデム・デモンタブルは見かけはオーソドックスですが、
フロントカンティ、リヤはディスクと実用性も追求されていました。


何でも手作りしてしまうハンドマジックなヒロセ。
シティサイクル的なミキスト車にも、自作メカを装備です。


あぶくま自転車工房のミニベロツーリング車と老舗MTBブランドのモンキー。
デュラAXのブレーキレバーやスギノ75カーボンペダル装備のミニベロ。
違った意味でパーツマニアを喜ばせる仕様です♪

細山製作所、Futabaスポルティーフもディスクブレーキ装備。
完組ホイール&ディスクブレーキを装備するツーリング車も増えていますね。
長期の自転車旅でなく、2~3泊程度のライトツーリングでは、
機材トラブルをあまり気にする必要もないと言う事でしょう。

こちらも新興勢力のヘラブナサイクルズ。
セミドロップハンドルのシティサイクルは、
ガードを付ければ旅自転車にも変身できそうな作りです。


斬新な折りたたみ車を提案して来た絹自転車製作所のSilk。
今回はサスペンション構造のフレーム車を用意して、
ビルダーさん自ら、細かい説明をしてくれていました。


出店スペースの縮小から、いつもより展示演出は低めでしたが、
今回もセンス良くまとめて来たのが山音製輪所のMONSON。
バッグ類とのコーディネイト作成できるのも、このブランドの魅力です。
珍しくロードレーサーの展示があったのも私的には◎なのです♪
前半はここまで。
イベントは今現在もまだ行われていて賑わっている事でしょう!!
☆
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