
先日の記事でヨドバシで探し求めていた品の一つは、
OM-D E-M1のムック本(日本カメラ編集)です。
すでにマーク2が発売して1年も経つので、
旧E-M1の書籍を在庫する店も少なくなりました。
何故、今更こんな本を買ったかというと、
昨年春に購入したE-M1の細かい設定をより頭に入れる為。
カメラに付属するマニュアルって分かりにくいのです。
そして、このタイミングで本を買った理由は……、
E-M1、コ ワ レ マ シ タ!!
このカメラには、時限爆弾的なシャッタートラブルを抱えている
個体が多いようで、その事例はネットでもたくさん上がっています。
●通常の状態●

一眼レフではないので、ミラー(レフ板)が無くセンサーが剥き出しです。
●トラブルの状態●

シャッターを切ると、シャッター幕が閉じたままで、戻ってくれません。
この状況は、底部を叩く事で、シャッター幕が戻ります。
昭和のブラウン管テレビかよ!!
そんな突っ込みが多数上がっています。
当然ながら、これでは連写は出来ませんし、
何より1回の散歩で200回はシャッターを切るので、
一々叩いていたら手は痛くなるし、他の部分が壊れる可能性も!!
プロ用カメラを謳い、シャッター耐久も10万回!!
しかし、私の場合は購入から9ヶ月、シャッターカウント5000程度で
これですからね(怒)。

数年使い込んでいる、E-PL2やE-M5ではこんなトラブルはありませんから、
E-M1の構造か部材に問題あるのは間違いなし。
メーカーは何故自主回収(リコール)せずに放置しているのでしょうか!?


E-M1はとても良く出来たカメラです。
今まで使って来たミラーレスカメラの中では一番の出来です♪
だからこそ、余計にこの致命的な欠陥は何とかしてほしいのです。
只今、購入店経由でメーカー修理中。
既に保証の適用外で有料修理。
※通常だと1.8万円+税のようです。
店側もこのトラブルを承知しているようで、
ショップの好意で、修理代の何割かはショップが負担してくれるそうです。
安物買いの銭失い!! そんな言葉が頭をよぎってしまうのでした。
☆
サイクリング用に使っていたキヤノンEOS 40Dの大きさに嫌気がさし、
小型軽量のOLYMPUS E510からフォーサーズ導入。

その後、ミラーレスのMフォーサーズの利点と小型化に惚れ込み、
元祖ミラーレス一眼のパナソニックのルミックスG1を購入。

そこからMフォーサーズの泥沼にハマり、E-PL2とOM-D E-M5を買い増し。
ミラーレスカメラはフランジの短さから、
古いレンズ資産が活かしやすいのも良いのです♪

E-M5のタフさは、私の過酷なサイクリング携帯でも立証されました。
そこで、旧フォーサーズレンズ資産の活かせるE-M1を買った訳ですけど…。
E-M1マーク2はより完成度があがったのでしょうが、
大柄になったグリップのミスマッチなデザインで、重くなり過ぎました。
仕事用にキヤノン機材を揃えていますので趣味のカメラは小さい方が良い。
Mフォーサーズの今後にも期待したいのです。
しかし、他社同様にOLYMPUSやパナソニックも高級路線に衣替え。
新しく発売されるレンズは高級仕様が中心です。

気が付けば、低価格で高性能な17mmf2.8のパンケーキレンズと、
防滴・防塵12-50mmの標準ズームがラインナップから外されました。
どちらも2万程度で購入できながら写りと使い勝手が良かったのです。
今はこの焦点域は高級タイプのレンズだけになってしまいました。
パナソニックもG1の頃には、普及価格帯のカメラだったのに、
今やGシリーズは高級価格帯のモノだけになりました。
利益率の高いボディやレンズを売りたいのは分かりますが、
それでは益々ライトユーザーはスマホに流れてしまいますよね。
【追 記】
修理品を受け取って来ました。
修理代金12,000円+交換部品代4,000円+税
ここからショップが負担2割引き。
メーカー保証は6ヶ月。
E-M1は中古が5万前後まで下がって来ましたが、
このトラブルのリスクを考えるならE-M5マーク2の中古の方が良いでしょう。
ただし、旧フォーサーズレンズ資産のある方は、
E-M1の選択肢もアリでしょう!!
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