※ディーノはフェラーリとは別ブランドですが、便宜上一つにしています
スーパーカー少年が夢中になった「サーキットの狼」、
非力な小型スポーツが、大排気量のスーパーカーと闘い勝ち続ける。
そして、そんな少年たちが中高年になった頃、「頭文字D」では、
非力なAE86(スプリンタートレノ)が、ハイパワーな国産車に勝ち続ける。
そんな現実離れしたストーリーにワクワクするのは何故だろう!?
美学は人それぞれだが、私的に外国製オールドスポーツカーには、
国産車にはない色気を感じる。唯一の例外はTOYOTA 2000GT。

V6エンジンのディーノ246GT。
V12を積まない小型スポーツはフェラーリブランドを名乗らず
「ディーノ」ブランドとして発売されていた事はあまりに有名な逸話。


美しいボディラインは旧来のスポーツカーの優雅さと、
近代スポーツカーへの橋渡し的な絶妙なデザイン。
今でも人気が高く、中古価格が高騰中との事。
対して、同じディーノでありながら、賛否両論の迷車扱いとされたのは……


ディーノ308GT4
デザイナーが違えばクルマのデザインも変わる。
しかし、フェラーリというよりもランボルギーニ的、
しかもウラッコを思い起こさせるスタイル。
V8エンジンに2+2の4座席。
246GTとはデザインだけでなくコンセプトも対照的。
決して悪いデザインではないものの、
フェラーリらしさはあまり感じられません。
ディーノの名称はGT4の途中から外され、フェリー308GT4に落ち着く。
皮肉にも、その後発表されたV8・2シータースポーツの308GTBには、
246GTのエレガントさが色濃く引継がれたのでした。
☆
※当ブログの画像は特別な断りがないかぎり、全てブログ主が撮影した画像です。
本日はコメント欄は外してあります。
いつもナイスやコメント下さる方、
訪問してくださる方々に感謝なのです♪
ランキングに参加しています。
よろしければワンクリックお願いしま~す♪
コメント