GWの2日間に自転車で走って来た中信地方(長野県)の山村域。
雪解け後に一気に花が開き、新緑眩しい季節でもあります。

陽当たりの良い山の斜面には、集落が点在。
棚田に水が入れられた場所では蛙の大合唱が響きます♪
良い季節に良い所取りするだけの余所者には、
何とも眩しいほどの田舎の暮らしが見て取れました。
しかし、こんな旧来からの日本人の暮らしにも過疎化の波は大きく…。

人の営みが消えた家屋もたくさん見られる現実。
この国では少子高齢化が問題ですが、同様に人口減も深刻な問題です。
そんな現実の透けて見えてくる山村域のサイクリング。
10年、20年後には、こんな風景を楽しむスタイルの走りは難しくなるでしょう。
その前に自分の身体が動くかも大きな問題ですが(汗)。
☆
不謹慎かもしれませんが、そんな場所で見つける、
旧家や廃屋・廃車をウォッチングするのも楽しみだったりします。

それらは、そこに多くの人が集った証しでもありますから。


上から、ダイハツフェロー、ミラ・パルコ、子供用自転車。
集落に住まう、若い女性や子供の乗っていたであろう廃車たち。
この手の廃車の中には、どうやってここまで運んで来たのか!?
そんな事を思うような場所に放置されていたりもします。

「えっ!? こんな所に旧い列車?」
こんな場所まで、どうやって運んで来たの???
近づいて確認したら、これは昔の村営バスでした(汗)。
場所柄でしょうか、昔は多く点在していたスキー場のゴンドラも。


昭和のスキーブームの頃には、大活躍だった事でしょう。

この廃屋には、主の姿の変わりにスズメバチが大きな巣を作り、
人の変わりに家を支配しているようにも見えます。

帰宅後に、この付近をGoogleストリートビューで見ていたら、
何と!! このスズメバチの巣食う家にはクルマと主(高齢者)の姿が!!!!
2012年の画像でしたから、少なくとも6年前までは人の住む家だったのです。
全くの赤の他人ですが、その主の元気そうな姿を見て目頭が熱くなるのでした…。
プライバシー問題他、ストリートビューには批判も多いようですが、
こんなタイムスリップ的な出会いも出来るんですね♪
ランキングに参加しています。
よろしければワンクリックお願いしま~す♪
コメント