とある高速道路のSAのトイレ内に貼られていたモノです。

V字回復で増えて来たツーリングライダーにたいしての警告ですね。
『二輪車は転倒する乗り物です!』
何だか教習所で最初に教官から習ったような言葉のようです(苦笑)。
リターン組に対する運転技術の過信への警告文言もあります。
これは、よく分かります。
自身はリターン組ではなく、ずっと二輪に乗り続けていますが、
20、30代の頃と比べると、事故こそ起こさないものの、
「ヒヤッ」とする場面は明らかに増えています。
箱の中で守られた乗り物=4輪自動車は年々安全装備が進化します。
しかし、二輪に関しては昔と殆ど変わりません。
ABSなどのブレーキ進化はあれど、コケれば確実に怪我しますからね(汗)。
☆
とある雑誌に出ていたデータですが、
40代未満の二輪車(原付含むオートバイ)所有台数は18%。
20代に限定すると、たったの6%しか居ないそうです!!
対して、リターン組世代の50代は28%!!!!!
二輪って若い人が乗るイメージがあったのですが、
失礼ながら、現代では「おじさん、おばさん」の乗り物になった訳です!!
※もちろん私も、その中の一人であります♪

確かに、最近は街中や旅先で二輪乗りの集団を見かけますが、
格好にごまかされて、若くは見えますが、
それらの大半は40、50代の方々なんですよね。
子育て終わって一段落、そして昔やっていた遊びを復活させる。
その気持ちはよく分かります。
何せ私ら世代は若い頃に二輪に乗る事がステイタスのような
流れがありましたから。

学生時代に自転車にハマり、その後にオートバイに転身。
そんな流れが自然に出来ていましたし、
その走り方もアグレッシブな人が多かった。
若い頃だから出来たような走り方を、
リターン組な方が再び始めれば、事故が増えてあたりまえですよね。
ずっと乗り続けている人なら分かりますけど、
加齢とともに、二輪は車種選びや走らせ方を変えていかないと危険ですから。
4輪の高齢者運転の事故が社会的問題になっています。
2輪はどちらかといえば趣味の乗り物。
二輪事故が社会的問題にならぬよう、今以上に気をつけて乗りましょう。
☆
私ら50代の親父たちが若かった頃って、二輪乗り物が熱かったですよね♪

ジュニアスポーツの自転車から二輪遊びや物欲に夢中になり、
学生時代にバリ伝や750ライダーを見てオートバイにハマりだす。
良い事ではないですが、暴走族も二輪で元気に走り回っていました。
だから「二輪=若い人の乗り物」的なイメージが出来上がりましたが、
今の若い子は、物欲も二輪趣味もあまり無いようです。
このままでは、今のプチ二輪バブルが終わったら、
二輪ブームは二度と来ないのかもしれません。
それは何だか寂しいなぁ、と思ってしまうのも
中高年のノスタルジーでしょうか。
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