旅からす本館 日本をもっと楽しもう!!

butobosoと申します。 ヤフーブログ停止に伴い移行しました。自転車趣味を中心にライフスタイル全般ならびに旅日記をお届けします♪

自転車、鉄道、オートバイの手段で日本中を旅して30年以上。本土のみならず、北は礼文島から南は波照間島まで様々な土地を旅してきました。 分割ながら、自転車による日本一周を30代で終えました。 旅人宿であるユースホステルには300泊以上宿泊しました。 自費出版で「旅からす」なる旅の本も不定期に発行しています。 子育て真っ最中なので、中々旅には出られなくなりましたが、身近で小さな旅を楽しみながら、家庭崩壊にならない程度に多彩な趣味を楽しんでいます♪

 真夏の秘境駅は人影無く、ひっそりと山中に佇んでいた。
 時折走り抜ける特急列車がなければ、
 線路の役目を終えてしまった廃駅のようにも思えてしまう。

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 クルマで訪れる事は不可能であり、
 車道からは山道を20分程度歩かねば駅に辿り着けず。
 いつしか鉄道ファンからは「秘境駅」と呼ばれ、
 1日の地元利用者が2人以下であっても駅は存続している。

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 それでも1~2時間の滞在を覚悟すれば、駅に降り立つ事は可能。
 それは、この駅が秘境駅と呼ばれようが、現役の駅である証拠だ。


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 人工的な音は全くしないが、静寂ではない。
 鳥や虫の鳴き声があちこちから響き渡り、
 幼少期の夏休みに昆虫採取で山に入った時のような懐かしさ。

 こんな駅といっては失礼だが、
 かつてはこんな駅でも人の乗り降りが多数あり、
 駅前商店も存在していたと言うのだから驚きである。


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 役目を終えた商店の廃屋前には、
 ホンダの2ストローク・トライアル車が放置されていた。
 場所柄、こんな特殊な車種は重宝したのだろう。

 列車での到達難易度は低いが、それ以外での来訪を拒むような坪尻駅。
 これからも静寂な山中の主として活き続けてほしいものだ。

                             〈2017.8訪問〉


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【坪尻駅】
JR土讃線、多度津駅から7つ目、普通列車のみ停車。


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