
輪行、それは見知らぬ街や風景を訪ねるために、
愛車(自転車)とともに鉄道移動が許された日本独自のシステム。
もう何度も、当ブログでマナーや注意喚起をしていますが、
今回はちょっと違った観点から考えてみたいと思います。
☆
先日小田急線ロマンスカーに乗車した記事を載せましたが、
その時に新宿駅の改札で見かけた驚きの光景。
外国人のようでしたが、今時のカーボンロードを素の状態で、
肩に担いで改札口から出て行ったのです!!
それを確認しながら、何も注意しない改札を監視する二人の駅員。


鉄道会社によって多少のルールの違いはあれど、
専用の袋に収納して、部品の袋からはみ出しさえNGとされてます。
なのに、誰が見ても分かる、
担いだ剥き出しの自転車で乗り降りしている人を注意しない。
何の為のルールなんでしょうか!?

駅や車内で見かける輪行サイクリストの多くが、
このように袋から部品がはみ出す状態で堂々と乗車しています。
私はそれをやんわりと注意した事が数回あります。
大抵の方は、「これから気をつけます」と申し訳なさそうに言ってくれます。
しかし、一度だけ「駅員や車掌に文句言われないから問題ないだろ!!」
そう言い返された事があります。
彼の言い分ももっともなのかもしれません。
改札口の駅員が、見て見ぬフリをしているんですから。
私のよく利用する京浜急行線車内でも、
ミニベロをそのまま載せている人を見た事があります。
まるでサイクルトレイン!? のように堂々と載せている人に唖然。
しかし、この人だって改札を通って来てるのです。
鉄道職員・関係者がこれでは、
上記の鉄道会社の警告案内ポスターの意味は全くありませんよね。
☆
サイスポやバイクラ見てると、
別冊増刊号で輪行の詳しい解説本を発売しているようですが、
こういう本をお金出して買ってまで輪行しようとする人は、
マナーをきちんと守れる人でしょう。
逆に、昔雑誌で緊急時とはいえ、ゴミ袋輪行なる行為を
裏技の如く掲載してしまい、それを行なう人が増えた事もあります。
無秩序な輪行スタイルは当然ながら、
それを行なうサイクリストが悪いのですが、
改札や駅ホームで、鉄道職員がきちんと注意しなければ、
無秩序な輪行サイクリストが減る事はないでしょう。
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