70、80年代のカンパのペダルは形状こそ没個性ですが、
その仕上げと耐久性、回転精度の高さは他社の模範的な品でした。

遠目に黒プレートのシルバン!? と覗き込んだ街角の自転車に、
カンパスーパーレゲロのペダルが取り付けられていた事がありました。

それほど高価なオーダー車には見えませんでしたが、
きっとオーナーさんはペダルの精度に拘る方だったのでしょう。
80年代のエアロブームとともにカンパのペダルもおかしなデザインに。
そして90年代のビンディングペダル全盛ともなると、
LOOKのOEM供給から脱却したとはいえ、こんな黒歴史なべダルも。

凝った構造とは裏腹に、超メタボなボディ。
これを受け入れるカンパユーザーは少なかったはず。
カンパデルタブレーキは高額取引されて居ますが、
このペダルを欲しがるマニアな人は……。

それに対して、シマノはDDペダルの頃から、
何かに取り憑かれたように既存ペダルの形状を崩し続けて来ました。
その甲斐あってか、現行ビンディングペダルは大ヒット。
商売上手なシマノとしては、ペダルだけでなくシューズまで、
売れるビジネスチャンスとして広げていきましたよね。

対してカンパは、このプロフィットペダルを進化されることなく、
ひっそりとペダル市場から消え去りそうな雰囲気ですよね(悲)。
☆
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みなさんのブログを覗きにいけなくごめんなさい!! なのです。
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